Three page-革命

この壁は、オレ以外の嘘っぱちの友と渡った所...


I——————————境———————————I

          


 「...イッって...やっぱりだここだ」

謎の壁にぶつかり、少し手から血が出た。

先はまだまだ続いているのに目の前が通れない謎の現象。


「...もしかしてこれが作品の壁か?」


そのまま好奇心に駆られ、躊躇なく壁を殴ってみた。

拳で殴る謎の行為、第三者から見た時オレは面白いのだろう。


—ドン…


「いっっっっタッい!」

拳を出血、想定通り殴った部分に拳から出た血が痕がついた。



「けど…確定した…あいつが言う壁についてが...」

目の前を壊すのか?登るのか?アイツが言っていた壁


—意味がわかった、自らの意味の壁でいいはずだ。


…これはオレの物語だろ、この壁はッ!


「…壁は他の影響を受けないためにある障壁、平原は共通の場所…障…」

壁の意味を自分なり再確認をする。

平原とはなにか?壁とはなにか?目の前にあるのは障壁であるのか?


「壁は内側の平和を…文化を守る物…した時…」

こちらの平和も文化も消えようとした時に壁は役に立つのだろうか?

頭の中で壁の意味をより模索していく、自分なりに壁とは何か?

障壁は目の壁だけじゃない。


「オレは作品の壁は…オレ自身が!」


だんだんと頭の中で仮説とこれからの意志が出来上がっていく…!


「現実社会に迫る壁ッ! オレは現実へ進む大きな壁なんだ!」

バッチと脳内で意志が固まった...花畑であった脳内に今世紀最大の雷雨意志が振った!

絶対零度の暗い広野を走り抜け…青い地平線と体を透き通る風に迎えられた気分!


「オレは使い捨ての創作品…! だが創った責任はあるはずだ!」



—ピィカカカカァァ!


「これから始めるオレの行動はお前たちへの報復であり、自業自得の過程だ!」



Ivvvvvvvvvvvvvv境vvvvvvvvvvvvvvvvvI



オレは義務で権利で壁なんだ。








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