魔王討伐のごほうびはパーティー全員に養われることでした
落合祐輔@書籍化準備中!
第一章 がんばりすぎた有能軍師はさすがにもう休みたい
プロローグ
いま、俺の目の前には、花嫁姿の女性が三人いる。
「わたしはこれからも、レクスがしたいこと全部、一緒に楽しんであげる。わたしとなら一生忘れられない楽しい思い出、たくさん作れるよって誓うね」
クールな笑みを浮かべるノエル。
「私はこれからも、貴方が周りに迷惑をかけないよう目を光らせます。自堕落な貴方が生涯真っ当に生きていけるよう、管理することを誓ってあげてもいいですが?」
頬を染めてそっぽを向くアイナ。
「あたしはこれからも、レクスくんがい~っぱい甘えられるようがんばる。十年後も百年後も……転生したとしても、レクスくんのお姉さんでいることを誓ってあげる」
まっすぐ俺を見つめるユフィ。
困惑する俺なんてお構いなしに振る舞うのは、冒険者として共に世界を旅し、紆余曲折を経て魔王討伐を成し遂げた、唯一無二の大切な仲間たち。
でも、そこまでなんだ。それ以上の関係になんて発展していない。
なのになんで、順番をすっ飛ばして、彼女たちは俺に対し誓いの言葉を?
しかも、三人同時に?
その理由を紐解くには、きっと、ここに至るまでの話をしないといけないんだろう。
魔王討伐を成し遂げた俺たちが王都に凱旋し、そしてどうなったのかを。
=====
新連載、始まりました。
お話の内容は、タイトルやキャッチ、あらすじの通り、とにかく主人公(読者)にとって都合がよくてうれしい楽しい、好感度マックスから始まる異世界ハーレムラブコメです。
今日はまだプロローグなので短いですが、ここから一気にトップスピードでおもしろくなります。
最初の一週間毎日投稿していきますので、気になった方はぜひ作品を【フォロー】していただけたらうれしいです。
また可能でしたら、楽しいと思っていただけましたら、【☆レビュー】もいただけると大変励みになります。
感想もお待ちしております。
推しキャラ明記していただければ、そのキャラから、あなたにだけ宛てたお返事を届けるおもしろ施策も実施中です!
どうぞ、よろしくお願いいたします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます