梅子汽水

瑠璃杯裡透清涼,

紅管斜分映玉漿。

氣泡微升如細雪,

冰輪半溶似秋霜。

閑情一抹書間坐,

暑氣全消舌上嘗。

若問人間真味處,

平生淡處亦馨香。


瑠璃の杯の裡 清涼を透し,

紅管 斜に分かちて 玉漿を映ず。

氣泡 微かに升りて 細雪の如く,

冰輪 半ば溶けて 秋霜に似たり。

閑情 一抹 書間に坐し,

暑氣 全く消えて 舌上に嘗む。

若し人間の真味の處を問はば,

平生の淡處も 亦た馨香なり。

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