プロローグ

 0話 決意

正門側の通りからも見えない、教室からも見えない、校舎の陰に立つ銅像

この学校の創設と関わる歴史上人物の銅像だ


天に弓を射る武将の銅像。雄々しく、勇ましい


ただ今、その銅像に何かが覆いかぶさっている

その何かから、鮮烈な赤色が滴る

銅像を赤く染め、辺りには鉄の匂いを充満させる


そしてその銅像の足元には、ある少年の「頭」だった物が転がっている


★★★★★★


私は彼の未来を願った

それは、その未来が私の、私達の未来だから

私達の未来は、彼に託されている

だから私は彼の未来を願った


あなたがそばに居てくれれば、私は他に何もいらない

あなたがこの先、無事で居てくれるなら、私はそれ以上の望みはない


だからもう、やめにしよう




蝶の羽ばたきが、ハリケーンを生むように


アナタの羽ばたきは、世界を救うのだから

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る