第7話:小さな幸せの積み重ね

ハグがしたいといつものL〇NEで会話をしていて、夢が叶った。

キスも長めのができたし、頬を触られたり、頭も撫でてもらった。


少しずつだけれど、やりたいこと、甘えたいこと、叶えてもらった。



その帰り道、彼と一緒に帰っている途中で公園に寄った。

キスやハグもして、少しゆっくりしていた。

ふと彼が、「触ってもいい?」っと言った。


まだ経験がない私は正直、怖くて勇気がなかった。

彼もわかっているからこそ、

「わかった。待っている。」って言ってくれた。


でも、諦めきれなかった彼は、その後も少し駄々をこねていた。

せっかく言ってくれたし、罪悪感も感じていた私。

最終的には「うん。」っと、承諾していた。


彼も、最初は心配して何度も確認してくれていたけれど、もう彼の優しさに甘えてばかりではいけないと思った私は「大丈夫。」と応えた。



そんな小さな出来事の積み重ねで、関係がさらに良くなってきていると感じていた。

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