10月~12月
第6話:体育祭と小さな進展
体育祭があった10月。
同じクラスの人達にいじられたくなくて、隣のクラスのエリアで話していた。
思い出も残したい、そう言って写真も一緒に撮った。
たくさん話もした。
でも、隣のクラスのエリアにいたとしてもそのクラスの人達にはばれるわけで。最終的には同じクラスの男子にばれて、そこから一気に広まっていった。
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一緒に遊べない代わりに図書館で勉強していた。
集中力が切れたのか急に彼から「キスしたい。」と言ってきた。
学校の図書館で?!
って、思ったが、「もう会えないんだよ?」っていう一言に押し負けて、初キス。
もう一度引き寄せられて、彼の舌が私の唇に少し触れた。
キスできたことへの嬉しさもあり、また、帰り際にクラスメイトと遭遇し完全にばれたけれど、彼と付き合っていることへの自慢と嘘ついていたことへの罪悪感から解放されて、堂々と付き合える喜びも分かち合えた。
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