龍神の力を解放する描写は、とても綺麗!流行りの文体とは違うかもしれない。でも、とにかく読みやすく、先へ先へと読み進めてしまいます。龍神の血を受け継ぐ蒼煉と、その国に囚われていた白蓮。一万文字のお話の中には、息をして戦う彼らが確かにいる。この世界の均衡を崩す禁忌を犯した報い。お互いを想うこの気持ちは、確かにブロマンスだろう。最後、描かれていない二人が見る広大な景色と波乱を想像してしまう。書籍のような読み応え。ぜひ、お手にとって頂きたいお話です!