第240話 安堵
1月の寒いある日、帰宅途中に触手に襲われてる私…。
いつのまにか私は冷や汗とも脂汗ともつかない汗をぐっしょりかいていた。
私は、ひっと小さい悲鳴をあげ、後ずさった…。
後ずさって、踵を返して、逃げようと思ったけれど転んでしまった。
私は足元を見ると、そこには亀裂から出てきた触手が絡まっていた。
今まで道路があった地面には、無数の触手があり…。
私の身体にも無数の触手が絡まっている…。
触手の先から謎の分泌液がいっぱいほとばしってきて…。
私の衣服を溶かし始めている…。
私はキャミソールと下腹部を覆っている下着だけの姿になってしまった。
それだけでも、触手たちは許さなくて…。
キャミソールの下に入り込み、私の小さな膨らみを揉みしだき始めた。
後の無数の触手たちも私の腹部に絡みつき…。
下腹部に取り付いてた触手は私の下着絡みついて…。
私の身体を、下着の上から擦り始めている…。
どの触手も大量の分泌液を出していて…。
私の身体は、その液体で汚されてしまう…。
せっかく翼さんが天使の力で、私の身体を清めてくれたのに…。
私はいつのまにか四つん這いになっている。
その全身をくまなく触手が、絡みついて蠕動している…。
透明な触手は、ピンク色になり発光してきた…。
触手の蠕動が小刻みに早くなってきた。
あぁっぁ…。
頭が真っ白になってきた…。
でも、こんなところ誰にも見られなくてよかった…。
そう思って、少し安堵しようとしたその時…。
私のそばにやってくる誰かの気配を感じたのであった…。
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