フィクションか、それともノンフィクションかの区別がつかないほどリアリティがあります。
あれ? これフィクションですよね?
……それとも『ガチ』でしょうか?
作り話のホラーによくある過剰な演出はなく、だからこそジワジワといやーな不安が心に積もります。
ラストのほう、主人公はどうなってしまうのだろうと読んでいるこちらまでハラハラしました。
夜に一人で読むと、いっそうムードがあっていいかもしれません。
または、誰かが朗読してみんなで楽しんでも、うわーって盛り上がりそう。
それくらい素晴らしい怪談でした。
最後になりますが、これフィクションですよね?