自主企画への参加

▽企画との出会い


 自主企画の【感想企画】と言うのは、意外にも主催されてる方は多いです。


 最も目についた企画内容は「感想の書き合い」でした。


 それも作者同士のモチベーションを上げる良企画であることは分かります。


 しかして、偽月いつきは人様の作品に流暢な感想を書き込むことが、とにかく苦手でして……。


「感想を書くからには、ちゃんと読みこまないと失礼にあたるだろうな……」


「でも、常に自作品を執筆するのに夢中になっている私には、何重の意味でもハードルが高い」


「しかも、こっちが読んでほしい作品は長文で読者を殴りつけるような作品。押し付けるのは申し訳ねぇ……」


 そんな考えから、感想書き合いの企画には参加しなかったのであります。


 その中で偽月いつきは、幸崎 亮 さまが主催されていた「【感想企画】あなたの小説を読んで感想を書きます。」に参加させて頂きました。


 企画名の通り、自作品を読んでもらった上に感想をもらえる! と言う、願ったり叶ったりな企画……!


 しかし、前述した通り、読んでもらう時点でハードルが高いだろうことは自明の理でございました。


 幸崎さまの企画ページに於いても「すべての参加作品を読むわけではない」と書かれていました。

 これはもう当然だと思います。

 作品によって明らかな地雷と分かっていたら、避けるべきだと私自身も思うからです。


 幸崎さまは【ミストリアンクエスト】と言うファンタジー作品を執筆されています。


 偽月いつきが書く和風ファンタジー恋愛とは、畑が違う、と言うのは分かっておりました。

 下手したら、大地雷な可能性もある訳です。

 参加表明しても、読んでもらうハードルを越えられない可能性が高いと覚悟しておりました。


 それでも、真摯に、真面目に【感想企画】をされている方の目に留めて頂けた上に、感想までもらえたら執筆への糧になるのでは……と強欲を発揮させたのです。


 幸崎さまの企画趣旨を、偽月いつきの解釈で言うと「作者応援企画」でも、あること。

 これは☆レビューや♡応援によるものだけではなく、作品そのものに対する「応援」を「感想」として発信してくださると言うこと。

 

 自慢の作品の良いところを伝えてくれたり、悪いところを指摘しつつ叱咤激励してくれる。

 

 自作品を客観的に見る機会を与えてくれる場であると、偽月いつきは認識しております。

 

 ゆえに、幸崎さまの【感想企画】に参加させて頂いた「感想」をエッセイとして書きたいと猛烈に思えたわけです。


 良くも悪くも、グサグサと心を刺して貰えたお蔭であると、感謝の気持ちを伝えたいわけです。

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