第8話

クラスのみんなが陸斗くんか櫻さんの机の二つに群がっている。

僕の机には誰も来てくれない。悲しっ!


「はぁ」


寝てよ



加藤陸斗視点


 僕の名前は加藤陸斗。この学校で10人しかいない男子のうちの一人だ。

 僕には同い年で同性で同じクラスの気兼ねなく喋れて、親友とも呼べる友達の天宮晴翔くんがいるんだけど最近よくため息をついているんだ。


 よくわからないんだよね。女の人に言い寄られないのはすごく良いことなのにいつも僕の方を羨ましそうな目をして見てくるんだ。


 まぁ、晴翔くんの周りに女の人が来ないのは晴翔くんと日替わりにいつも一緒にいる雫先輩と綾香先輩のおかげなんだけどね。


 今日の朝も晴翔くんを見てた女の人をすごい顔して睨んでたからね。ほんとそっちの方が羨ましいけどね。無理に晴翔くんに言い寄るよ後が怖いってこの前女の人達が喋ってるのを聞いたから多分二人の先輩が何かしてるんだろうね。


 でも今日転校してきた女の人は何も知らないと思うんだけど、晴翔くんと目を合わせた時すぐに目を逸らしてたんだよね。何かあるのかな?


 はぁ、今日もあまり晴翔くんと話せなかったな。晴翔くんともっと話してもっと晴翔くんのことが知りたいな。それで一緒に過ごせるようになりたいな。

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