第24話 仲間の、大切さ。

「いよいよ,,,,,,。来たな。」

「うんっ,,,。」

「「ここが、松本城,,,,,,!!!!」」


目の前に見える、大きくそびえる松本城。

私たちの、勝負の場――――!!


大きく見えるのは、私たちが小さいからじゃないと思う。

私たちにとって大きな壁であるのは間違いないもの

「今日はとりあえず、泊まる金もねえし、あそこの森みたいなところで一泊しよーぜ。」

海にぃが言う。うん。それが一番いいよね。


「「「ふえっ!?」」」


椿さん&果林さ、いや、ちゃん&空君が間の抜けた返事をする。

へっ、どうしたの?


「え、いや、森っ!?」


「今なら城にいっちゃった方がいいんじゃないのっ!?」

「森……?」


いや、でも泊まるお金もないしさ、ね?

「普通っしょ、こんくれえ。」


うん。私たちに取っちゃ普通だよ。

椿さんたちは顔を見合わせ、やがてうなずく。


「分かったよお。」

「よくよく考えたらそれしかないのかあ。」

「そうしましょっか。」


えっと、なんか申し訳ない感じになっちゃったんだけど,,,,,,。


大丈夫かなあ。

森の中でちょうどいいスポットを見つけたので、そこに座る。

寝袋を敷いて(敷いてっていうのかな?)、木に腰掛ける。


「めっちゃいいじぇねえか、ココ。」

「ねー、よかったね。」


椿さんたちはキョロキョロ。あたりを見回している。


「言ってる意味が分かんないっ」

「なに、これのどこがめっちゃいい場所なの?」

「わからない、僕には何もわからない,,,,,,。」


ううっ、申し訳ないです。

やっぱ皆慣れてないんだよ、海にぃ。でもこれ以外に何にもないよね。うん。勝手に一人で納得しちゃったけども。まあいっか。

ふわああ。

そんなことを考えてるうちに眠くなっちゃう~~


「海にぃ、もお寝てい~い?」

「おー、いいよぉ。はなももう寝てっから。」


え、いつのまに。

,,,,,,ふふっ。なんか、みんなと一緒なら何でもできる気がしてきちゃう。

すごいな。仲間って、すごいな。ようし、これは何が何でも、お母さんに会いに行かなきゃな。


新内里菜?いや。森内里奈かぁ。

森内っていうだけでなんか、親近感わいちゃう。

わきたくないけど。あは。

待っててね。里菜母さん。


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