第15話 修行のはずが修羅場!? そして、伝説の剣士がまさかの大胆行動!?
「くっ……! こ、こんなの……耐えられるわけねぇだろおおおお!!」
俺は 湯船の中で完全に挟まれていた。
後ろには、戦士として鍛え抜かれた肢体を持つリィナ。
前には、知的で妖艶な雰囲気を漂わせるセリア。
ふたりとも、 湯気の中でしっとりと濡れた肌をさらし 、俺の身体に ぴたりと密着 している。
(やばい……! これはもう完全にアウトだろ……!!)
セリアの胸元が俺の腕に当たり 、彼女は 少し恥ずかしそうに俺を見上げている。
「勇者様……」
(や、やめろぉぉぉ……そんな目で俺を見るな!!)
一方のリィナは 余裕たっぷりの笑み を浮かべ、俺の 背中をぴたりと密着させながら 俺の肩をマッサージするように揉んでいた。
「はは、どうした勇者よ? まるで震えているではないか」
「うぅ……そりゃ震えるわ!!」
「ふふ……戦士の鍛錬には、精神の鍛錬 も含まれるのだぞ?」
「こんな訓練、聞いたことねぇぇぇ!!!」
俺は 湯気の立ち込める空間 で、完全に 危険な状況 に追い込まれていた。
修行後の夜、リィナがまさかの……!?
その後、なんとか風呂から 脱出 し、俺はリィナの道場の一室で休んでいた。
(やばかった……あのままいたら、理性が吹き飛ぶところだった……)
俺は ベッドの上でひとりため息をつく。
「……はぁ、明日から本格的な修行か……」
ゴロンと寝返りを打ち、布団を被る。
(早く寝よう……)
そう思った瞬間――
ギィ……
扉がゆっくりと開いた。
(……え?)
俺が驚いて 身を起こすと、そこには……
リィナが、薄いナイトガウンを羽織った姿で立っていた。
「よお、勇者。寝るのが早いな?」
「え、ちょ、お前……!?」
リィナの 長い金髪がゆるくほつれ 、普段の戦士としての凛々しさとは違い、 色っぽさが際立っている。
しかも、その ナイトガウンははだけていて 、彼女の しなやかな身体のライン がほぼ丸見えになっているではないか……!!
「お、おい……! なんでそんな格好で……!?」
リィナは ベッドの端に腰をかけると、妖艶な笑みを浮かべた。
「ん? 私はただ、夜の鍛錬をしに来ただけだが?」
「え……?」
「戦士にとって、夜の時間も大切だ。体をほぐす のも、立派な修行のひとつだからな」
そう言いながら、 リィナは俺の腕をそっと取り、手のひらを優しくなぞる。
(え……ええええ!?)
「な、なあリィナ……?」
「力を抜け、勇者よ。さっき風呂で言っただろう? 無駄な力を抜くことが、強さに繋がる とな」
「そ、それはそうだけど……!」
リィナは さらに俺の腕をなぞり、優しく指を絡めてくる。
(ちょ、これやばい……!!)
「ふっ……勇者よ、お前は……なぜそんなに 敏感 なのだ?」
「っ……!!」
リィナが 俺の手をしっかりと握り、ぐっと引き寄せた。
「戦士としての鍛錬は、もっと厳しいぞ?」
(……こいつ、マジで俺を試してるのか!?)
「勇者よ……今夜は、私がじっくりと"鍛えて"やろう」
ゴクリ……
俺の喉が、自然と鳴った。
(やばい……このままいったら……!!!)
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