第6話 莚売りと黄色の頭巾・伍
一念発起した
「
「しかし兄上、お一人で治療を行うにも限界がありましょう。既に、兄上を待つもの達が溢れかえっております。近頃は休む間も無いではないですか」
「やってみせる」
「そう言うと思いましたが兄上が倒れては元も子もない。この教え、『
「うむ」
数年が経つと、弟子たちが布教を経て連れ帰った信者で冀州はごった返し、『
『
「
そんな中で
「兄上の教えを国の教えとして、内部から国を変える。その手があったか」
「
「兄上、何を躊躇うのです。まずは
「この
時は、
その
甘かったのだ。
「兄上、
「しかし、正面から戦うなど、民に血が流れることがあっては……」
「兄上は我らを慕う者たちを見捨て、黙って殺されるのを待つおつもりですか?」
「そうではないが」
「ならば、我らが選ぶべき道は最早、一つしかありますまい」
大きな戦禍が、中国大陸を飲み込もうとしている。
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