第15話 音楽の精霊
本を返して自室に
さて、
よし、と
文字をゆっくり右の
もっと、かな?
まだ?
そろそろ?
えっ、けっこう注いでるんだけど。足りない?
あ、ちょっとヤバいかも。
どうしよう……。
「やっほー!
「あっ……え、人……?」
「んーん、
「よくばりな
「ふふふー、そうかもねー。でも仕方ないよ、君はウルスラ、音楽に
「音の
ウミウシとかじゃない、
ダープレット
「お
「あのさ。
「そ、の通りです、すみません」
ウルスラはハッとしてノートの
「ここまでの
「いいよ! 君とそっくりなあの子だよね、分かる分かる!
で、そのお
「えっ?」
「……なにがいいですか?」
「命とか?」
「ひっ……」
「うふふ、
「……あの、
「おやぁ、自分が死ぬのは
「ち、ちがう、
「ふぅん。その人たちは
「……!」
ウルスラの
「──いるんだ?」
ウルスラはぶんぶんと首を横に
「いや、だめです、
そう言って
「ごめんよ、オマエ、からかうとおもしろくってさぁ! そもそも
「いやです。ウソついてたんじゃないですか。
「ごめんってば! 分かった、一曲歌って!
「……本当にそれだけ?」
ウルスラが
「……なら、いいですよ。セルシアお
「
「はいはい。それがお
「
「
「あの子に
「?
ウルスラが気になって話を聞こうとした次の
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