4-7

 4月になって、採集が貫次と二人だけの時


「貫次 いつも手伝ってくれてありがとうな 他の二人には内緒だけど 貫次には\3000払うわー 助かってるしー」


「おぉー それは、ありがたいけどなー 俺は 違うものの方がいいなぁー」


「うぅ? なんや?」


「もう一度 すぐりの・・・見たい」


「あほかぁー 一回だけやって ゆうたやろー! この色キチがぁー」


「なぁ 頼むよー すぐりやって 俺のん 触りたいやろー?」


「そんなん 触りたぁ無いわ! しつこいなぁ あかんゆうたらあかん! あんまりしつこいと蹴とばすぞー」


「おおー こわぁー」


「だいたいなぁー 私の裸はそんな 安っぽいもんちゃうでー もう 将来の彼氏の為にとっとくねん」


「へっ その彼氏に見せたるんか・・・すぐりもやーらしいのぉー」


「・・・別に・・・そんなん 普通やろぉー・・・」 


「ほんだらぁー 俺が その彼氏になったらええんやろぉー?」


「う~ん 無理や あれっくらいで 漏らすよーな奴 あかん 彼氏のイメージとは ほど遠~い 貫次はええ奴やねんけどな」


「・・・それを言うな! あの時は・・・お前の裸見たし いきなり力入れてきたから― つい」


「へぇー 裸も見やんとするんかぁー どうやってやるねん 服着たままでかー 変態か! だいたいやなー 触れ触れって ゆうてたくせに・・・情けない」


「すぐりも・・・言うのぉー でも お前 貫一兄のことが 好きなんやろ?」


「ちゃうわー でも 昔から私のことを気付かってくれて優しいし・・・ほんまのお兄ちゃんみたいに思っとるで・・・好きやー」


「あかんでー 貫一兄には 彼女居る ひとつ下のな 同じ高校やー ちょっと有村架純に似ててな 愛くるしいよーな顔や おっぱいもでかくてな すぐりとはちゃうねん」


「なっ なんやねん その 私とはちゃうってえー 私は、まだ 成長過程や!」


「そやからー 俺が揉んで大きいしたるって」


 私は、その時 本当に 奴のお尻目掛けて 蹴りを入れていた。


 — — — ☆ ☆ ☆ — — —

「すぐり お仕事の方も 順調に伸びているみたいね」


「そうね 通販のほうも準備は進んでいるだぁー 店長さんに手伝ってもらってネ」


「そのことなんだけどね 道の駅で、大学生の男の子がバイトで居てね スポーツの大学に入ったんだけど、去年 膝を痛めちゃって、それから休学みたいになっているの 今年も行く気はないみたいでー ず~っとバイトなの その子 水・木はお休みだから、他にバイトないかなーって だからね すぐりのも これから平日に送るっていうのも出て来るんじゃぁない?」


「へっ はぁー その人をってわけかぁ・・・」


「そう だから いきなり独りでってわけに行かないでしょ? すぐりが春休みの間に・・・」


「でも 普段 ひとりでって・・・大変やでー」


「それは、いざとなれば お母さんも手伝うし おばぁさんも居るじゃぁ無い」


「うん・・・考えてみる・・・」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る