第3話:龍天に登るブルーライトの中

【ひとこと紹介】

★★★龍天に登るブルーライトの中

季語:龍天に登る


【レビュー】

 神獣である龍は、霖旱を司り命を育む。時代の変化とともに、神獣である龍も棲みかを変える。それは仮想空間であるゲームの中。人によって産み出されたものではなく、神によって創造された世界だった。ブルーライトの光。それは龍が天に登った空の色なのか、それとも地に潜む暗き水の色なのか?




【メモ書き】

 私がNHK俳句で佳作となった句は、「書きかけの小説ばかり渡り鳥」。カクヨムらしい句だが、俳句では新鮮で詩的となる。だからカクヨムの世界観を、上手く俳句に適合させれば面白いはず。長く俳句をやられている方との違いを出せる。


 「龍天に登る」と対になる「龍淵に潜む」の季語。ゲームやファンタジーの世界観はカクヨムでは良く見かけるものでもあるが、俳句をやっている人からは出難い発想。

 最近の俳句で見かけるスマートフォンは、「闇バイト」や「依存」といったマイナスイメージが多く、それとは異なるイメージには可能性がある。


 発想の1つとして、面(画面・水面・面の皮など)は2つの世界を分ける要素。逆に、何も無いところに面があるようにする方法もありだろう。


 もう少し見直す必要があるが、コンテストに応募したい句。そんな発想や閃きは、身近なところにあったりする。

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