第4話 逆さ言葉
彼にプロポーズされた翌日、医師から告げられたのは私の余命だった。治療法がないその病気は、少しずつ私の体と彼との日々を蝕んでいく。優しい彼のことだ、本当のことを言えばずっと私を支えてくれるだろう。だから最後に最低な女を演じるの。私の想いを逆さ言葉にして。「私より幸せにならないでね」
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