癒し系OL篠宮さん、性欲暴走中!
横島先生
第1話:飲み会帰りのタクシーでイケメン上司に性欲暴走中!
会社の飲み会も終盤に差し掛かっていた。居酒屋のにぎやかな雰囲気の中、篠宮茜は小さくグラスを傾け、控えめに微笑みながら周囲の会話を聞いていた。カクテルを少し飲んだせいで、頬がほんのり赤い。
「篠宮さん、今日はちょっと飲んでるんだな。」
隣の席に座る高村亮介が声をかけてきた。茜の直属の上司で、穏やかな物腰と面倒見の良さで知られている。
「あ、はい……少しだけ……。」
茜は控えめに答える。高村に気遣われるのが嬉しい反面、少し照れくさかった。
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「篠宮さんってほんと癒しだよなあ。」
向かいの先輩が笑いながら言うと、茜は恥ずかしそうに目を伏せた。
――癒し……なんか、ちょっと嬉しいかも。
心の中で小さくつぶやきながら、茜はまたグラスを口に運んだ。ほんのりとお酒の温かさが体を巡るのを感じる。楽しい空気に包まれ、飲み会も悪くないと思い始めたその時だった。
――……あれ?
胸の奥がじんわりと熱を持つ。それは、茜がよく知る感覚だった。
――嘘でしょ……来ちゃうの……?
喉が渇くような感覚とともに、全身が少しずつ熱くなる。心臓が速くなり、肌が敏感になっていく。茜はこの感覚に抗えないことを知っていた。
「篠宮さん、顔色悪いけど大丈夫か?」
高村の声が聞こえると同時に、茜の中で完全にスイッチが入った。
――ダメだ、止まらない……。
体が内側から求め始める。自分ではどうしようもない欲望に、茜の理性が薄れていく。
「少し疲れたかもしれません……。」
茜はふらつきながら椅子を立つと、高村が「送っていくよ」と声をかけてきた。
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タクシーの後部座席で、茜は高村の隣に静かに座っていた。車のエンジンの低い唸りと、道路のわずかな凹凸による揺れが体に直接伝わってくる。そのたびに鼓動が少しずつ速くなり、胸の奥で熱いものが蠢くのを感じた。
――たくましい……高村さんの膝……。
ふと視線を向けると、高村の膝が目に飛び込んできた。スラックスに包まれたその膝は、男性的で力強く、どこか安心感を与えるものだった。理性が薄れていく中、茜は自然とその膝に頭を乗せた。
「すみません……ちょっと疲れて……。」
かすかに震える声を耳にした高村は、優しく「いいよ」と答える。その瞬間、体中に電流が走るような感覚が広がった。膝から伝わる温かさはどっしりとしていて、頭を優しく支えてくれる。その安心感に、体はさらに熱を帯びていった。
――もっと……もっとほしい……。
内股を強く締めると、下着が敏感な部分に食い込む感覚が鮮明に伝わる。タクシーの振動がその刺激を増幅させ、茜の体は次第に熱を持っていく。呼吸は浅く、速くなり、胸の鼓動が膝にまで伝わりそうだった。
――やばい……止まらない……。
体の反応を隠せなくなり、全身が熱くなって震えが止まらない。どうにか誤魔化そうとするものの、激しい痙攣は抑えられなかった。
「さ、寒いみたいで……エアコン強いですね……。」
震える声でそう言うと、高村は運転手に温度を調整するよう指示した。その優しさに心が大きく揺れ動く。
その瞬間、茜はついに限界を迎えた。
――ああ……気持ちいい……気持ちいいよお……!
全身が一気に緊張し、股間から熱い波が全身を駆け抜ける。目を閉じ、その感覚に身を任せると、幸福感と解放感が心と体を包み込んだ。世界が自分だけのものになったかのようなその瞬間、茜はただ静かにその余韻に浸った。
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翌朝、茜は出社すると高村の顔を伺った。普段通りの落ち着いた表情で仕事をしている彼を見て、茜は胸を撫で下ろした。
――よかった……バレてない……。
自分の行動を思い返すと顔が熱くなるが、高村が何も気づいていないようなのが何よりの救いだった。
「篠宮さん、昨日はお疲れさま。少し飲みすぎたんじゃないか?」
「いえ、大丈夫です!ありがとうございました。」
茜は慌てて笑顔を作りながら答えたが、心の中では深く反省していた。
――飲み会……気をつけなきゃ……本当に……。
そうつぶやきながらも、昨夜の至福の瞬間を少しだけ思い出し、ほんのりと頬を赤らめた。
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