記憶➃(食糧プラントへ)コンパイル処理の⑥
バングルから聞き飽きた【間もなく到着です音】!!
(コノ到着音、遥か昔に災害アラー厶に使われて
いたとかナントカ・・劣悪だな^_^;)
音に続けて【プラントエリア】の表示・・・
溜息~・・・あああぁ・・・
誰か代わってくれないか〜ぁ!!この仕事(-_-)💦
きゅうりキュウリきゅうりキュウリ・・・
今日と言う今日は、絶対遺伝子配合させないとなぁ~・・・
ヴォ〜ンン!!・・・という、不快なほど重苦しい音の後
リニモはユッタリとホームへ停止・・・
さぁ降りろ!!・・と、言わんばかりに自分周りのカベがなくなり
リニモのドアが【バァァ~ン!!】と、勢いよく開く・・・
(どう考えたって一般の人向けに開発されたリニモじゃないことは確かだ)
自分含めて囚人扱いの如く配送された方々はシブシブ降りる・・・
プラントアクセスの出入口ゲートは丸い形。
入口の開閉は◯(丸)の中心から渦巻き(🌀)のようにグルグル回って開閉する。
ゲートが開く時はグリーン、閉まる時は赤く光って閉まるので分かりやすい。
間違っても挟まり事故は無いと思うけどね(^_^;)
(誰かさんが挟まって◯◯◯と言うのは聞いたことない)
そのゲートを通過してから下りの通路が200mほど続く。
(この通路はフラインパット禁止⚠️)
培養施設は地下寄りに点在・・・
極端に深い場所へ施設を作ってしまえば、強力な地熱で施設やウチラが
壊れて死ぬこと間違いなし・・・( ;∀;)
聞いた話では強力な地熱を利用して、自分たちが利用するエネルギーに変換
しているのだそうだ。
そのエネルギーが餓えまで解消してくれるなら
なんの苦労もないんですけどね〜ぇ・・(^_^;)
日がな一日頭を悩ませて遺伝子配合モニター眺める身にもなってみてよ・・・
坂道を下ってたどり着いた壁のような
ガラスドアの前に佇むうちら4名様・・・
このガラス壁向こうが除菌室になってる・・
4名様、前後縦に1メートル間隔で並び・・・?
一人ずつ自分のバングル嵌めた左手を分厚いガラスドアの穴に突っ込む・・・
バングルに紫レーザー光が照射されて・・・左手を穴から引き抜くと?
重々しくドアが左右に開き、最初の1名ガラスの向こうに入室。
ガラスドア閉まると壁が黒く濁って除菌室の中が見えなくなる。
入った瞬間グリーンの除菌レーザー光が部屋を満たす。入った当人はレーザー避けのグラサンをかけないと失明してしまう・・(^_^;)
除菌済の1名様は食物培養施設ドアを通り抜けて
絶不調顔で仕事を始めるのだ・・
(やれやれと・・さぁはじめよかな(-_-;)?)
施設内に入り込んで最初に見えて来るものは?
白一色で統一された部屋の中・・
ところ狭しと敷設された通路・・・
その通路を小型配送ロボットがウィ〜ん~~
と音立てて移動してる光景・・・
大きな培養シンクがいくつも並んでる光景・・
培養シンクは円柱形の形で、横向きに置かれて
四六時中ぐるぐるグルグル回転してる。
培養液の中に遺伝子配合?させた【やさい】と呼ばれる種類の様々な植物が
LEDの光に照らされてミドリイロに光ってる。
配合に成功した【やさい】は、どういう原理かは
知らないけれど瞬時に培養シンクに転送される。
出来たばっかの食べ物的物質は外気に触れると瞬時に分解消滅してしまう(^_^;)
(ナゼそうなるのかコッチが聞きたいよ💦)
培養液の成分は不明(;・∀・)
しかし培養液のな・ま・えは聞かされてる。
(ナゼなら自分が担当しているシンクに培養液が減少してきたら補充しなきゃいけないので・・・)
たしかなまえが【ラデレリム】とか?
そして・・・
遺伝子配合する時に使用する薬品名・・
たしか【シセリオン】とか?
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