ダンジョンと共に生きる
藁科蒼二
プロローグ
ある日、日本は世界から物理的に隔離された。
突然、領域を出ることも入ることもできなくなったのだ。
それから数時間後、新潟に謎の扉ができた。
その後、日本各所に同じ扉が確認できるようになる。
最終的にできた扉の数は1,898。
日本に存在する行政区及び市町村ごとに一つずつ現れた。
政府は扉が確認されてから3日後、扉に入ることを禁止した。それと同時に自衛隊の派遣を決定。
さらに3日後、東京駅前にあった扉の中に自衛隊が突入した。
国民が期待しながら中継を眺める中で約4時間後に人数が4分の1以下になった自衛隊が扉から出てきた。
この結果と報告を受け政府は本格的に法律で扉への進入禁止と発見報告義務を定めた。
また中に入った自衛隊の証言から中に未知の生物がいたことがわかりネット上ではダンジョンではないかと盛り上がりを見せた。
世間では扉の事をダンジョンだという認識が広がった頃、政府は正式にダンジョンと名前を定めた。
ダンジョン内はダンジョンによって様々な環境が存在した。
遺跡のようなものもあれば洞窟のようなもの、果てには街中のようなものまであった。
ただどのダンジョンにも共通していたのはファンタジーに出てくるモンスターのような未知の生物がいることと現代兵器が全く通用しないことである。
その結果が自衛隊の惨敗である。
モンスターと呼ばれるようになったその生物は鈍器や刃物などで倒せることが確認できた。
しかし倒しても死体は残らず謎の石だけを残していくだけだった。
当初、ダンジョンには民間人は入ることはできず、国主導で自衛隊だけがダンジョンの研究を進めていたが二か月ほどで民間人も資格さえあれば入ることができるようになる。
特殊自然発生型人工物進入免許、通称・冒険者免許と呼ばれる免許を取ることにより民間人でもダンジョンに入ることができるようなった。
冒険者免許は甲種・乙種・丙種の三種類あり、それぞれ単独攻略・研究・同行攻略ができるようになるものである。
丙種は甲種又は丙種を持つものと共にならダンジョンに入ることができるようになるもので、Ⅰ型(戦闘型)とⅡ型(研究型)がある。
乙種は甲種又は丙種Ⅰ型と共にならダンジョンに侵入し、研究用の素材の回収や実験などをできるようになり、国または国認定の研究所に所属することが義務付けられる。
甲種は単独でダンジョンに侵入攻略をできるようになるもので、所属の義務はないが丙種・乙種の資格も包含している。
資格は基本、丙種Ⅱ型から丙種Ⅰ型・乙種or甲種の順に取ることを勧められているがⅡ型を取れば乙種を、Ⅱ型とⅠ型ともに取れば甲種を取ることができるようになる。
このような資格ができた背景には後に
ダンジョンを確認して一か月半ほどたったタイミングで外にモンスターが出てきたのである。
約七日にわたり全国各地で起こったこの事件は一万人近い犠牲者を出した。
その際、傾向として研究によりよく中に入り討伐を行っているダンジョンではあまり起こっていなかったことから、定期的なダンジョン侵入又は、モンスター討伐が
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皆さん初めまして
処女作・・・というわけではないですがカクヨムでは初投稿の作品です
まぁ別サイトの作品の投稿は止まっているのですが(^^ゞ
この作品は勢いで書き始めています
別サイトの処女作ほどキッチリ詰めて書いていません
そのためどっかでたぶん矛盾したり滅茶苦茶になったりすると思います
一応、設定上では滅茶苦茶でもなんとかなるようなひどい設定にはしてますが出すことはあるんですかね?w
場合によってはこのプロローグに加筆・修正して全体の調整するかもしれませんがご了承ください
プロローグってなんだっけ????
ってことで加筆した際は後書き又は、前書きで報告しますのでご安心ください
今後も少し説明回が続くかもしれませんが見ていってもらえると嬉しいです
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