第4話山田テツ

第四話山田 テツ

ニートユートピア学園が完成した。

 ダイキ

「ようやく出来たな。」

メイ

「うん!ダイキお兄ちゃんおめでと!」

 ダイキ

「ありがとう。」

サラ

「感慨深いですわね。ワクワクしますわ!」

 カナト

「まぁまぁな出来じゃなーい。」

 ベン

「うおぉぉぉ!みんなの思い出が詰まった学園が出来たぞー!必ず成功させるぞ〜!」

 リクト

「みんな気を緩めるな。経営の基本は強い気持ちだ。行くぞ。」


こうしてニートユートピア学園の経営が始動した。


 ダイキ

「これより面接を開始する。次の方どうぞ中へ。」

 ???

「は、はいっ!失礼します!」

 ダイキ

「名前と年齢をどうぞ。」

 ???

「山田 テツ。45歳。ニート歴20年です!」

 ダイキ

「なるほど、なかなか長いな。どう言う理由で働かなかったんだ?正直に答えてくれ、今の所好印象だ。」

 テツ

「はいっ!実は大した理由ではないのですが、20代の時は働くことに意味を見いだせなくて親のスネ齧ってました。30代で慌てて就職活動したのですが受からず、工事現場で働いた事もあるのですがしんどくて辞めました。それから今までずっとニートで親に迷惑かけました。ぜひ入学したいです。」

 ダイキ

「ふむ、なるほどな。話してくれてありがとう。前向きに検討しよう。」


 テツが部屋を出た後ダイキはリクトに話しかけた。

 ダイキ

「リクト今のやつどう思う?」

 リクト

「ふむ、中々いいんじゃないか?中々の人生を送っている。」


 テツは合格した。


テツ

 「ガーッハッハもっと酒持ってこい!これで俺は人生安泰だ!」

ダイキ

「あいつあんなに酒飲んで大丈夫か?」

 部下

「学園長安心してください。あれは水とジュースです。

僕もあんなお酒弱い人初めて見ました。あの人が飲んだのはお酒一杯分です。

それにそのうちあの生活に飽きてくるから大丈夫です。」

 ダイキ

「そうか、まぁ一年くらいそっとしておいてやろう。」


  3ヶ月後


 テツ

「ダイキさん、、一生懸命勉強しますんで此処から追い出さないでください!お願いします!」

 ダイキ

「何だ何だ?急にどうした?」

 部下

「どうやら追い出されると言う噂を耳にした様でずっとあの調子です。やれやれ。」

 ダイキ

「テツ、俺はお前の人生丸ごと世話するつもりで合格にした。だから安心しろ俺はお前の味方だよ。」

 テツ

「そっ、そうでしたか。安心しました。ハメ外してすいません。」

 ダイキ

「気にするな、それよりテツ、お前やりたかった仕事とか夢とかないのか?人生楽しめよ。」

 テツ

「はあ、まぁマンガ家を子供の頃夢見てましたが。この歳じゃ無理でしょう?」

 ダイキ

「それだ!テツ!マンガ家になれ!お前なら絶対なれる!金の事なら気にするな!どんどん使え!先生は用意しておくから気になるのは全部受講しろよ!分かったな!」

 テツ

「はっ、はい承知しました〜!!」


 こうしてテツは絵の勉強とストーリーの作り方、あと気になった風景画と水彩画を受講した。

 


 

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