開いた口に芋と唐揚げ
子供が幼い頃はよく誕生会やクリスマス会をしました。若者にはポテトと唐揚げを作っておけば間違いありません。今ではパーティーをすることも少なくなりましたが、時々キロ単位でポテトを揚げて食べる日を定期的に作っています。メガポテトパーティー!
子供たちが小学生の時に引っ越しをしたので、引っ越し祝いと息子の誕生祝いを兼ねてパーティーをしました。前の家では騒ぐと怒られたので、今回の家では友達を好きなだけ呼べと言っておきました。
とりあえず育ち盛りの子供10人くらいを想定して前の晩から唐揚げをキロで仕込みます。ニンニクが苦手な子もいると聞いたので、卵液・生姜・酒・みりん・醤油などを混ぜたものに漬けました。
その間にリクエストのガトーショコラとチーズケーキを作ります。大量のチョコレートとバターを湯煎し、卵に砂糖を加えて泡立ててから、室温の生クリームと純ココアを混ぜたものを投入。小麦粉をざっくり混ぜたら18cmセルクル二台に流し込んで天板二枚の二段オーブンへ。
そして今度は袋に入れたビスケットを麺棒で「ふん! ふん!」と粉砕し、バターと混ぜてパイ型二台の底に敷いておきます。我が家のチーズケーキはクリームチーズとサワークリーム、ヨーグルトを使ったさっぱり風味。それらを湯煎で混ぜ、グラニュー糖とレモン汁と生クリームを少々加えます。薄力粉をふるい入れ、型に流し込んだら15cmくらいの高さから軽く落として気泡を抜き浮いてきた泡を楊枝で潰しておきます。焼く時は天板にお湯を張って低温でしっくり火を通します。
焼き上がったガトーショコラは粗熱を取りシロップをたっぷり染み込ませて一晩置いておきます。焼き菓子は時間が経った方がしっとりして美味しいですからね。普段なら洋酒を使用しますが、今回食べるのは主に子供なのでシロップにしました。食べる直前に粉糖を振りかけます。
ケーキを冷ましている間に壁に絵を描いて飾りつけもしました。子供の好きなキャラクターや「Happy Birthday」などの文字を描きます。絵と言ってもすぐに剥がせるマスキングテープです。これは場所を取らないし片付けも楽なので便利です。クリスマスなどもよくツリーなどを描いてリボンやモールを貼り付けていました。
当日は朝から夕方までポテトと唐揚げアゲアゲ。「ヘイ、ボーイズ! たんとお食べ!!」足りなくなるといけないのでおむすびも大量に用意。息子は誰に似たのかやけにコミュ強で、予想の倍の人数が集まり、しかも「遊んでくる」と外に出たらそこで会った友達に「パーティーやってるぜ! うち来いよ」と誘って連れてきました。
結局何人集まったのか分かりませんでしたが、唐揚げもポテトも無事すっからかんになりましたとさ。めでたし!
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