序盤はニアとの穏やかで優しい日々が丁寧に描かれ、どこか牧歌的な空気に癒やされます。

中盤から登場人物が増え、物語が一気に加速。
ニアを想い続けるオーロンの姿がまっすぐで魅力的です。

他の方のレビューにもありますが、ラブコメというより、むしろ切ないラブストーリー。
夢と現実、過去と現在が交錯する構成も巧みで、心に残る読後感でした。
これからの展開にも期待しています。

ジャンルにラブコメと書いてありますが、個人的にはラブコメと聞いて想像するテンションではなく、ラブストーリーに近いなと感じました。もちろん良い意味です。
異世界に転生して再び巡り合うものの、運命によって離れ離れになった二人の少年少女の物語です。
序盤はスローペースで、物語的な動きは少ないもののキャラクター（特にヒロインのニアちゃん）の可愛さがたっぷりと描かれ、どこか牧歌的な雰囲気が漂っていて和みます。
キャラクターの増えてくる第二幕から展開が加速し始めて、一気に面白くなります。
正直なところ、ハーレムタグが付いているのが気に入らな……不思議です。このままオーロンくんとニアちゃんの関係性の成熟を見守っていきたい作品ですね。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（144文字）

魔法と魔術。ファンタジーに不可欠な要素が整っていて、描写も美しいです。

説明も上手いので、すんなりと物語の中に入り込めますね。

ヒロインちゃんが可愛い。とにかく可愛いすぎる。
今後が気になります…！

にやにやが止まらなくなる恋物語でした。
ただ、タグのハーレムが不穏すぎる。一途に2人だけの世界を作ってほしいですね。