2話 モデル
それは男女構わずモテてる‼ってことだ。
え?何でこのオレが和也よりもモテるかって?
実はこれでもオレは”名の通ったモデル”なんだよ。それも普通のモデルとは違う・・
ん?何か大切な約束を忘れているような・・”ハッ⁈”
『ゴメン和也、今日のランチはパス!オカンと会う約束をしていたんだ。
絶対に行かないと何をされるか(半殺しにされます。)・・今度美味しい物を奢るからさ。あ!マネージャーさん、スミマセンが今日はパレットプラザで降ろしてもらえますか?』
ひと月以上前から毎日ラインで”この日だけは”絶対に予定を入れるないように!!と大好きな
たとえ台風が来ようと、高熱で寝ていようともオカンと約束がある日はその場所へ行かなければ・・
普段はそこら辺にいる女子や誰よりも可愛いんだが、怒ると180度姿かたちが変わり、まるで
何が何でも約束の場所へ急いで行かなければいけない。
そんなオレの腕を和也に掴まれ”今はダメだ!”と引き止めようとしたんだ。
でもその時、オレは和也がふざけていたとばかり思って理由も聞かずに振り払い、車が止まったと同時に急いで降りた。
2020年2月14日
この日・・・
ある男との出会いが、オレの人生を大きく揺るがした。
悪い意味で言えば、悲劇的な始まりと言っても過言ではない。
なぜならそれは、オレの初めての人生の展望の始まりで【オレの
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます