1人の男が、兄を語るシンプルな内容。だからこそ、感情がダイレクトに伝わってくる。家族だからって、特別何を考えているか理解できるわけではない。でも、歪で固い糸でつながられているような感覚はある。そんな家族の在り方を、巧く描いた傑作だと思います。