ただ きみだけを
大切な人を散々俺は愛と称して傷付けてきた
その人は俺に叫びを 痛みを理解して欲しかっただろう 俺が彼女の痛みに気付いたときには もう手はすり抜けて 彼女は重力に引っ張られて堕ちてくのがはっきりと見えた
もう間に合わないかもしれない 俺も一緒に堕ちてくかもしれない だけど 手を伸ばさないで後悔するよりは 手を伸ばして後悔した方がよっぽど良い 何より最後ぐらい俺より生きて欲しいと心から思ったんだ
何度死別することになったとしても 俺は ただ 君だけを
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