第1話への応援コメント
>音は無くてもたしかにそう言った。
先日の『虹』で好きだった箇所と似たような所でまた捕まりました!
共通点は、猫と別れる。が含まれることなのでしょうが、こちらのお話の方が一人称だからか等身大に感じられて、声が近くていいなと思いました。
中央線、一度くらいは住んでみたかったです。
作者からの返信
ううう、見つかってしまいましたか。
『虹』は昨年秋に書いた話なのですが、『小太郎のこと』はそれより数年前に書いたものなので、似た表現があることすっかり忘れていたのです。1月にカクヨムユーザーになって『小太郎』をアップして、気づいたのはようやく最近という…
でも『虹』はもう印刷してるし『小太郎』も変えるのが難しく。ジルのはいわゆる〝サイレントニャー〟だと思うのですが、小太郎とその舎弟の縞猫のことはほぼ実話! なので、あれしか書きようがなく。
ご笑納いただけたら幸いです。
中央線、住み出すと〝沼〟りやすい沿線です。この間「脱高する」→「高円寺から脱出する」という表現をされている方をTVで見て共感しました。
『小太郎のこと』お読みいただきありがとうございました。
「声が近くていいな」というお褒めの言葉、さらにお星さまもいただいてとてもうれしいです。
第1話への応援コメント
拝読させていただきました。
なるほど、猫というのは飼い主の知らぬ間に、休憩所や友人を作ってくるものなのかもしれないな、と思いました。
年齢や職業のことで何かと居心地の悪い思いをしてきた主人公にとって、小太郎との時間は、つかの間の平穏だったのではないかと感じました。
その記憶は四半期経っても、縁台を温める秋の日差しのような心地よさがありそうです。
温かくて、ちょっぴり寂しい気持ちになりました。
ありがとうございました。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
昔の猫は、家を出入りするのがいまよりも自由でしたので、義実家の雄猫などは子猫の頃にどこかから流れてきて、亡くなるときも(ケンカの傷の治療中でした)知らぬ間にいなくなって戻りませんでした。猫は人の眼の及ばぬ生き物のようです。
小太郎としたように「猫を枕にする」瞬間はとても貴重で、あの滑らかさと温かみは、お言葉どおり主人公に束の間の平穏を与えてくれたと思います。その記憶は、琥珀のようにその場の空気を閉じ込めて、彼女の心に残っていると思います。
素敵な感想の言葉をいただき、とてもうれしいです。
編集済
第1話への応援コメント
カギかっこ内の猫のセリフは、主人公の心の内の空想のように思っていました。あるいは、ネコの素振りから「こんなことを考えているのだろうなぁ」と、主人公が想像したセリフ。だからこの小説は、とてもリアルな小説だと思ったのですが、あたらめて考えてみると、実際にネコがしゃべっているのかもしれない、とも思えてきました。そんなことは考えず、ただ感じればよいのでしょうけれど(笑)。淡々と語られる主人公の半生、その一時期交流のあった丁寧語でしゃべるユーモラスなネコとの思い出。味わい深い作品でした。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
そうなのです、現代ファンタジーのタグにしましたが、なかなかにリアルなお話なのです。それを感じ取っていただきうれしいです
第1話への応援コメント
猫への愛がほとばしるストーリーにほっこりしました。国立は住んでみたかった大好きな街です。きっと今よりももっと緑豊かだったであろう風景と、主人公と小太郎のやり取りが絶妙にマッチしていると感じました。最後に、飼い主さんからのお手紙だけでなく、ちゃんと弟分(?)がご挨拶にきてくれたシーンに胸が熱くなりました。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。おっしゃるとおりで『小太郎のこと』当時はもっと人と植物の距離が近い静かな街で、夜遅く大学通りを歩くと霧がかかったり、朝にはあまりにも物音がしないので世界が続いているか心配になるほどでした。そんな中で一時でも寄り添ってくれた猫への感謝の気持ちで書きました。弟分の猫の言動は本当に不思議でしたが猫のネットワークでは時々あることらしいです。ご感想、うれしく読ませていただきました。