第27話 介抱
月夜の晩に生首が
時の狭間の
分かれ目に集う
それからまた生えるのは
首か、はたまた君の顔
溶け出す様子は捏造されている
川辺の端で太陽が
闇夜に紛れて
綺麗に映る
夜に見える太陽は月に隠され
震わす心は埋蔵されている
探してみても
種子は出ず
這いずり回る
この世の底辺(そこ)まで
行っては戻り
繰り返す
もがいて
探して
覗いてみる
塵の中に微かに見える
一筋の小さな点
それを繋げて糸にする
少しずつ声が通る
呼び声は遠いけれど
だんだん大きくなり
きみは気付く
突然に
オリオン座の一等星
べテルギウスが輝いているのを
白鳥の詩 久遠恭子 @kyokopoyo
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。白鳥の詩の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます