第3話 初ログイン
「はぁ、なんださっきのというかチュートリアルはないのかよ」
そんなこと考えていてもしょうがないと
意識を景色へ向けると鼻をくすぐる、久しく嗅いでいなかった緑や土のにおい
目の前に広がる現代とは違いビル一つない広大な草原
「やっぱり、こういうのだよなぁ」
そうだ現代の生活や人間関係に疲れてボロボロになった俺の心が欲していたのは
こういうのなのだ
「あ、とりあえずステータス!」
シーン
「違うかーステータス表示魔法!」
ヴィンという音を立ててそうな表示の仕方で
ステータスがでてきた
名前:なし
種族:龍人
職業:始祖の龍
ステータス:D⁺
HP:110
魔力:50
攻撃力:60
防御力:60
知力:180
俊敏:70
スキル∨:ステータス表示魔法
全属性魔法
鑑定
魔力操作
魔力制御
「名前:なしはなんで?確かにキャラクリエイトの時は名前選択しなかったよな
リンっていう名前決めてたのに、龍人がでて、忘れてたなぁ」
一度急にステータスが閉じまた表示された
名前:リン
種族:龍人
職業:始祖の龍
ステータス:D⁺
HP:110
魔力:50
攻撃力:60
防御力:60
知力:180
俊敏:70
スキル∨:ステータス表示魔法
全属性魔法
鑑定
魔力操作
魔力制御
「あ、名前ちゃんと変わってるじゃん、ていうかスキルの∨ってなんだろ
押してみよ」
∨
ランク順<
五十音順
お気に入り順
「なるほど選択肢があるのかってお気に入り順ってなんだよ」
と一人突っ込んでいると近くの草から音がした
「そうか、モンスターも出るんだよな」
そして出てきたのはスライムだった見た目がきもい系のしかも金色
「キモッ!」
口でも言ってしまった
「うわっこっち来た、ふんっ」
やけくそのフルスイングで腕を振るったらスライムに当たりスライムが動かなくなったそしてスライムの体から出てきた謎の光が体に吸収された
「そんで今気づいたけど、龍人だから角と翼が生えてるんだな
というか翼用の穴空いてるよこの服親切だなぁというかさっきの光は経験値的なものなのかな?」
まぁうだうだ考えてても進まないしモンスターを倒しながら、街を探してみるか
と考えていると謎のファンファーレが鳴った
〈 称号 プレイヤー初のモンスター討伐 を獲得しました〉
効果 モンスターへ与えるダメージが二倍になる
〈 称号 モンスター初討伐 (SSS) を獲得しました〉
効果 初討伐したモンスターのランク以下のランクのモンスターへ与えるダメージが
二倍になる
〈 称号 ジャイアントキリング を獲得しました〉
効果 格上への与えるダメージが二倍になる
「ほへ?急に何???」
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