第4話 はじまりの街ルンド
称号の効果的には俺より弱いモンスターでも四倍のダメージを与えられるのか
四倍弱点がどんな奴にもつけるってこと!?
「あぁ、そんなことより街探さないと」
その後も探索を進め
[ゴブッ]
「ゴブリンがゴブッって言ってる!」
「お、オークだ」
[...]
「いやなんか言えって」
とかの出来事を経て街に到着したのだが
「いや定番の門があるねぇなんか必要なんかな」
「おい、お前何しにここに来た」
「いや普通に街に入ろうかと」
「なんだ、そうだったのかてっきり暗殺者かと」
「暗殺者?ここら辺で、何かあったんですか?」
「いや、最近神からのお告げがあったって、聖女様が来るんだよ
なんでも国の存亡にかかわるとか」
「国の存亡?今どこかで戦ってるんですか?」
「うーん、戦っているというか、今は停戦しているな」
停戦かぁ多分これは魔王的な存在がいるのかな
だからそいつらと戦っているとまぁ確証はないが
なら聞けばいいっか
「それは、魔王的な存在と、ですか?」
「いや、まぁどちらかといえばそうかもしれんが、今この世界には
九つの大陸があるとされている」
「ふむふむ」
「そして、一つ目がこの大陸アーズガルズだな簡単に説明すると宗教国家で
この世が混沌のときに神々が君臨したのがここでな、その神々をたたえてるってことだ」
「さっきの聖女が来るってことはいくつか国があるんですか」
「あぁ、まあいくつかといっても三つだがな」
「三つつですかなんて国ですか」
「結構ぐいぐい来るな、まずここオーデンスだな、ここはさっきの神々の一柱
のオーデェンという神に由来していてほとんどがオーディンを信仰している
二つ目がオスローだここには様々な神々が来られたらしい三つ目がルンドゥア
だなここには巨人のフォンが信仰されている」
「なるほど、ではほかの大陸は?」
「ほかの大陸か、国の名前はわからないが大丈夫か?」
「はい、それでもお聞きしたいです」
「わかったそれじゃぁ二つ目だなヴェナヘルムという大陸で、ヴァン神族?
という神々が来たらしい、三つ目がアールヴヘルムだここの所在を知っているものはごく僅からしい」
「なぜですか」
「なんでも、妖精の国で、エルフの古代魔法によって隠されているんだ、だから見つけることができているやつが少ないってことだそれじゃ四つ目の大陸だなミズガルズ
という大陸で、人族主義の国なんだ、だからドワーフなどの多種族が奴隷のように扱われている、そういえば、あんさんも竜人だよな、珍しいがどこの出だ」
これどうこたえよう本当のことをこたえるべきか?
いやでもプレイヤーだってばれたらどんな風になるかもわからないしな
ハッ!そういえばこの世界にはスキルがあるんだよな、門番にいるぐらいだから
もしかしたら噓をついているのがわかるスキルを持っていたりするかもしれないな
それに、なぜかさっき街に来ただけと言ったら、すぐに信用されたしな
「いやぁ、それが別の世界からきてまして」
「別の世界?そりゃぁ本当か、」
だいじょうぶかな...
「まぁ、そんなことあるわけがないが、もしあるとしたなら、それは神の御業だな
どんな奴にも言えないことがあるよなすまんすまん、っと次だな五つ目はヨトゥンヘルムだここは巨人の大陸と言われているが、あまり情報が入ってこないんだ」
「それは何で?」
「実はな、ここから距離も遠いし巨人ってことで、行くことを無意識に避けちまってるのかもな」
「なるほど」
いままで出た大陸とかにもいけるのかな?
「そんで六つ目がニザヴェッリルだなここは小人の大陸って言われててなここも距離が遠くてあまり情報が入らないんだ次が七つ目かスヴァルトアールヴェヘイムだな
ここは黒い妖精の大陸でここにはドワーフなどが住むとされてるな」
「そういえば、あなたの名前って何ですか、それになんでそんなに詳しいのかも」
「名前?あぁ名乗ってなかったか俺はヘイムダルだ、それで詳しい理由は
門番は学園での学習が義務付けられてるからだなまぁ基礎知識だから覚えているってのもあるが」
っていうか俺と話しながらもちゃんと門番の仕事やってるもんな
結構すごい人なのかな
「あぁそれで八つ目と九つ目がムースペッルスヘイムとヘルヘイムだな
それでムースペッルスヘイムは炎の大陸といわれるほど暑く、ムースペッルスヘイムで生まれたものぐらいしか生活できないらしい、それで死の大陸ヘルヘイムは
昔は一般的な死者、まぁ転生ができない死者がそこに訪れる場所だったんだが
いつしか、そこを収めていたヘルという神が邪神になって、ここの大陸に戦争を
仕掛けてるんだ、それで、大陸同士がぶつかって被害が大きかったからか
今は双方が停戦を認めてるんだ」
「邪神?まだ神が残っているんですか」
「ロキという炎を意味する神がいたんだが、その娘がヘルなんだ
そしてロキは何度も神々を裏切り、最終的には敵に回った悪神だから
当然といえば当然だな」
「悪神?邪神とは違うんですか?」
「あぁ邪神とは魔の手に堕ちた神、悪神は魔の手に堕ちずとも自ら裏切ったか神と
言われている」
「なるほど、長いお話でしたがありがとうございました」
「一言多いがな、まぁこの街に入ったらまずは冒険者ギルドってとこにいってみろ
素性は気にせず職に就けるぞまぁ最初は稼ぎが少ないがな」
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