物語の着想について
小説を書くにあたって、まずネットの小説の書き方サイトやyoutubeなどで色々検索して調べました。特に参考にしたのは初枝れんげ様のyoutube動画で、今でも見て参考にしています。
それでわかったことは、「異世界ファンタジーを書くなら小説家になろうよりはカクヨムで連載した方が読まれる」「ざまぁ展開を入れると読者が多くつく」ということでした。
異世界ファンタジーのジャンルで書くことは決めていたので、カクヨムで連載しようと決めました。
あとはざまぁ展開ですが、正直あまり書きたいと思う要素ではなかったので、とりあえず入れるという程度にする事にしました。
最初に作ったのは「トラウマ抱えた冴えない男は、異世界で魔王を妻にします」ではなく、別の内容でした。
「薬師が勇者に出会ったら」というタイトルで、主人公は異世界転移して賢者になり魔王と戦った事のある薬師という設定で書こうとしていました。
ただ、2話目を書いた時点でテンポが悪いのと設定に縛られて書きづらいと感じていて、少し書くのに難航していたのです。
そんな時、色々なアニメ作品を見ていたうちの内容で女魔王をヒロインにした話が面白いとインスパイアされました。
それをきっかけにゼロから物語を考え直すことになり、今の原型となる「賢者をやめて魔王の婿になります」という話を作る事にしました。
この話で今の第1話のひな型ができました。出だしもほぼ同じものです。ただ違うのは第1話で主人公が魔王の夫になってしまうという展開でした。
これはこれでよかったのですが、色々とつじつまが合わない事、主人公がなぜ魔王の申し出をあっさり受けたのかなどの説明が無く、ノリと面白さという点だけの内容だと感じてしまいました。
そこで主人公の行動に深みを加えるため、プロローグを考えて加える事にしました。また1話の内容も変更し、今のものになりました。
もし最初のまま続けていたとしたら、第1話のあとに第7話以降の変形型の展開が続いたと思います。ざまぁ要素は全然なく仲間を放置して魔王の物になるただのクズ主人公が誕生していましたw
そこから第一章の全体プロットを作って第7話までをまず書きました。説明っぽい展開もできてしまったのですが、勇者のエピソード以外は何とかすべて入れる事ができました。勇者のを入れるとテンポが悪くなってしまうので捨てました。
書き上げた時の全体の流れはぎりぎり読者の方も許してくれるだろう展開くらいに考えていました。
ここまでが着想の最初の流れになります。まだタイトルは最初決めたものでした。
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