第27話 早くも選択ミスかな?

 教室を間違えたということはないだろう。

 周りの生徒は誰一人として俺と目を合わせようとしないが。見覚えのあるやつばかり。

 つまり教室はクラス全体で仕掛けてきていない限り間違っていない。

 ちょっとした違和感と言えば、話し声はするがどこかぎこちない雰囲気があることと。1人で居る生徒も本を読んだりタブレットを見たりしているがどこかよそよそしく見えなくもない。

 ――何か知っているからバレないようにというべきか。目を付けられないようにというべきか。

 一応他のことも確認するため。窓の外も見てみるが。問題なく昨日とかに見た風景が窓からは見える。窓から見える景色には違和感がないということで、この何もない場所が飛鳥さん。今の俺の席だろう。

 昨日はちゃんとあった自分の席。机と椅子はどこに行ったのだろうか?

 もしかするとこの学園の椅子と机は勝手に動く足が付いているのかもしれない。

 もちろんそんなことはないだろうが。

 でも少しハイテク?な感じもあるので、最先端の机と椅子なら動いてもびっくりはしないが――でも現状はそんなことはないだろう。さすがにそんな機能が付いていうような机と椅子ではなかった。

 つまり確実に誰かが故意に俺。飛鳥さんの机と椅子を動かした。何?飛鳥さんが使った机と椅子が欲しくなった?でも残念。中身男ですけど。というか。そんな変態がこのクラスに――いるかもしれないか。俺このクラスの事ほとんど知らないし。

 ちなみにm幸いというべきか。荷物は自分が持っているものとロッカーを確認すると入れてあったものは無事だった。

 さすがにロッカーはそれこそハイテク。ロックされているため開けることはできなかったらしい。中身は昨日のままだ。

 ということで、ハイテクなところには助けられたが。ハイテクではないところ――とでも言うべきか。誰でも触れるところでは見事に椅子と机が消えた。

 

 机と椅子がない場合はどうすればいいんだろうか。

 と、普通なら悩むところだが。悩もうとしたときには予鈴が鳴った。

 そして運がいいのか悪いのか。すぐにむこがわ 教室を間違えたということはないだろう。

 周りの生徒は誰一人として俺と目を合わせようとしないが。見覚えのあるやつばかり。

 つまり教室はクラス全体で仕掛けてきていない限り間違っていない。

 ちょっとした違和感と言えば、話し声はするがどこかぎこちない雰囲気があることと。1人で居る生徒も本を読んだりタブレットを見たりしているがどこかよそよそしく見えなくもない。

 ――何か知っているからバレないようにというべきか。目を付けられないようにというべきか。

 一応他のことも確認するため。窓の外も見てみるが。問題なく昨日とかに見た風景が窓からは見える。窓から見える景色には違和感がないということで、この何もない場所が飛鳥さん。今の俺の席だろう。

 昨日はちゃんとあった自分の席。机と椅子はどこに行ったのだろうか?

 もしかするとこの学園の椅子と机は勝手に動く足が付いているのかもしれない。

 もちろんそんなことはないだろうが。

 でも少しハイテク?な感じもあるので、最先端の机と椅子なら動いてもびっくりはしないが――でも現状はそんなことはないだろう。さすがにそんな機能が付いていうような机と椅子ではなかった。

 つまり確実に誰かが故意に俺。飛鳥さんの机と椅子を動かした。何?飛鳥さんが使った机と椅子が欲しくなった?でも残念。中身男ですけど。というか。そんな変態がこのクラスに――いるかもしれないか。俺このクラスの事ほとんど知らないし。

 ちなみにm幸いというべきか。荷物は自分が持っているものとロッカーを確認すると入れてあったものは無事だった。

 さすがにロッカーはそれこそハイテク。ロックされているため開けることはできなかったらしい。中身は昨日のままだ。

 ということで、ハイテクなところには助けられたが。ハイテクではないところ――とでも言うべきか。誰でも触れるところでは見事に椅子と机が消えた。

 

 机と椅子がない場合はどうすればいいんだろうか。

 と、普通なら悩むところだが。悩もうとしたときには予鈴が鳴った。

 そして運がいいのか悪いのか。すぐに担任の武庫川先生が入ってきたため少しぎこちない感じだった生徒が動き出す。そういえばだが。他のクラスから遊びに来ていた生徒はいなかったようだ。まあ時間がギリギリだったから真面目に来ていた人は戻った後だったのかもしれないが。

 他の生徒が各自席に座っていく中。俺は座る場所がないためすぐに存在が目立つこととなる。

 「――おい。飛鳥。何してる?」

 ということで、教室に来て数分。武庫川先生が来てからなら数十秒でクラス中の視線を集めてみました。

 俺が教室に入って来てから完全無視だったがこのタイミングでは全員こっち見るんかい。それとも先生に不審がられないように動いただけか?

 ――いや、訂正。1人だけこちら見ていないな。

 こういう時俺の居る場所が後ろの隅だからか。こちらからもクラス全体が自然と見える。

 その中でほとんどの生徒の顔が見えるが――後頭部が見えているとそこも逆に目立つ。今の状況で俺の方を振り向かなかったのは、またあの女子生徒。この前は俺に掃除の場所を――と、またいろいろ思い出しそうになったが。今はそれどころではないので、一応武庫川先生へと状況説明をすることにした。

「先ほど教室に来たところ机と椅子がなくなっていたのでどうしようか。と、思っていたところです」

「机と椅子が?あと周りうるさいぞ」

 真面目に俺が答えると。その俺の行動がまず意外だったのか。クラスのあちこちでコソコソと声が聞こえたが。すぐに武庫川先生の注意で静かになった。

 ちなみに武庫川先生は難しい顔をしているだけだ。見えているのかこちらに来て本当に机と椅子がないのかの確認とかはしない。

 

 余談だが。そんな状況の中。ちょっとクラス内の方に耳を澄ませてみると――。

「――あいつあんなはっきり答えるタイプだったか?」

「記憶飛んでおかしくなったんだろ?」

「なるほど」

「――誰かに恨みかったか」

「だろ」

「かわいそー」

 あー、どうやら一瞬クラスがざわついたのは俺の反応の仕方が悪かったらしい。

 ちょっと昨日の焦げ橋?違うか。まあそんな奴との会話が長すぎて、もう薬水柚希が表に出まくっているみたいだ。まあ薬水柚希の時より自由に話すようになっているかもだが――それに関しては何度も言うが。多分自分の身体じゃないからだろう。俺が何を言おうと周りは飛鳥さんの行動と見る。現に今がそうだな。俺。薬水柚希としてのダメージ的なものは一切ないのでそれもあり俺はいつも以上に話し出すと話すようになっている気がする。

 でも、さすがにちょっと今の自分に対して注意した方が良いか?目立ちすぎかもしれない。もし飛鳥さんがある日突然俺とまた入れ替わり――?なのか。とにかく戻ってきた時困るかもしれないから――でもさすがにすぐに直せは難しいが。

 それも全部焦げ橋のせい。間違いなくあの焦げ橋が飛鳥さんをおかしな方向に向かわせている。と、勝手に思っておこう。


 ちなみに、話を戻すが。先ほどの周りのざわざわ中に聞こえた『かわいそー』とか言っているのはあの男連中なので犯人かもな。

 まあ断定はしないが。俺見てないし。決めつけもだからな。というか。ぶっちゃけ言うとそれほど俺困ってないし。

「武庫川先生」

「なんだ」

「とりあえずこのまま受けるのでどうぞ続けてください」

「――はい?」

 まわりの反応を見つつ俺が答えると今度はクラス中が静かになり再度視線を集める。なお今度は全員こっちを見た気がする。あの女子生徒の顔もちらっと見えた。って――やっぱりあの女子生徒どこかで見たような――って、そんな事考えている場合じゃないか。

 どうやら誰も予想していなかった?俺の返事。反応らしい。でお机と椅子が無くてもその場に立って授業を受けることはできる。

 ノートも別に取れなくないし。それに立っていれば眠気もこない。

 まあ今のところ飛鳥さんで過ごしていると何故か眠気は来ないのだが――あ、ちゃんと寝ているからか。

 ちなみに俺の答えがかなり意外だったらしく。武庫川先生ですら他の生徒と同じで一瞬固まっていたが。武庫川先生はすぐに活動を再開した。

「――あとで空き部屋に椅子と机あるか確認しておく。今はそのまま聞いてろ」

「ありがとうございます」

 武庫川先生は。俺に一言いうとそのままホームルームへと入っていった。

 なお、クラスのざわざわは少し残ったが俺は気にせず。武庫川先生も気にせずといった感じだった。いや、今度は注意しないのか。別にいいが。とにかくホームルームはそのまま淡々と進んだ。


 なお、武庫川先生。なんやかんやで、机と椅子をホームルーム後にちゃんと探してくれたという。意外といい先生?まだわからんが。でもそっけいない対応と言えばそっけない感じだったが――あれが通常モードなのか?

 ちなみに、ホームルーム後。武庫川先生が空き教室などを探した結果は、椅子しかなかったらしく椅子だけ俺の席へと来たのだった。 

 机もあるにはあったらしいが武庫川先生曰く『ガタがどれも来ていて使えるような状況ではなかった』とのこと。

 武庫川先生も自分の授業があるためだろう。時間はそこまで取れなかった中で椅子だけでも持ってきてくれたので一応感謝。

 俺の中で武庫川先生の評価は少し上がった。

 それから俺は授業のたびに何故机がないのか――という。状況説明を担当教諭にする羽目になったが何回もしていれば慣れる。

 慣れるのだが――噂の方にもう少し意識を置いていた方が良かったかもしれない。

 何故かって?クラス内だけで噂は止まらないからだ。

 朝から机と椅子がなくなり。椅子だけで授業を受けている生徒が居る。そんな感じにどこかからか噂がとっとと漏れたらしくてね。

 まあわざと誰かが親切に流してくれたのだろうが――。


 今日はお昼に焦げ橋に捕まらずにゆっくりお昼を1人で食べて午後からの授業も受け。椅子と机は見つからなかったが。でもまあ今日も1日クリア。とか思いつつ帰ろうとしたら。

「あ、いたいた。飛鳥さん。一体何があったんだ?っか。お前らクラスメイト全員知らんぷりかよ」

「……」

 放課後になるとすぐ。焦げ橋――千鳥橋が俺のクラス。飛鳥さんのクラスに乗り込んできた。

 今日俺は何度クラスの注目を浴びるのだろうか――。

 平和に終わる日ないのか?っか千鳥橋。お前どんだけ関わりたいんだよ。クラス違うよな?さすがに迷惑過ぎて名前覚えたぞ。

 焦げ橋――間違えた。千鳥橋よ。

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