第20話 とは言えトレンドを無視してはタダの懐古趣味。



 昔の作品は確かに面白い。そしてそれをなぞった作品も面白く無い訳が無い。


 それはそうだと思います。ですが、ソレにはどうしても「古臭さ」が付き纏い、新しい人を引き込むにはやや弱いです。


「多くの人に読んで貰いたい」


 それを大前提に掲げている以上は、ある程度の現代アレンジが必要です。昔通りの書き方をして昔通りの事をして喜んでくれるのは懐古主義者か昔を知っている人間だけです。


 より多く、と考えるのならどうしても若い人も念頭に入れる必要が出てきます。


 そこでリサーチです。有難い事に、今のカクヨムとかなろうの上位100とかに居る人はほぼほぼ現代のトレンドの人です。稀に過去のアレンジをしている人もいますが、それは例外にちかいです。と言うか、そう言う人も含めて上位陣の人達の手法は大変参考になります。


 しかし、その書き方は決定的に自分には不向き。と言うか再現出来るのなら最初から頭を悩ませません。出来ないから苦労しているのです。


 出来ない事を出来る様にするのにはとても時間が掛かります。簡単にできる人ならそもそもこんなグチみたいなエッセイ読まないでしょう(笑)


 ですので、私は出来ない事は出来ないと諦め、別の道に行きます。


「必要と感じる部分を決め打ちして、その部分だけはネットリジックリしつこい位に書き、必要では無い、特にこだわりを感じない部分は今風にアッサリと短く書く」


 と言う、セパレート……と言えば格好いいですが、要するに方向性を定める事で、文字数が多くなる現象を限定させようと考えました。


 ただ、それだけではマニュアルとか教科書に物語が付いただけになります。


 じっくりネットリゴリゴリに書くとしても「長いのは前提でもそれでも極力削る」と言う作業を入れています。


 コレにより、一応は体裁的には「短い文章」になります。この辺はバランス感覚になってしまうので、実際に上手く行っているのかは、正直自分には解りません。


 ただ「神に誘われて」のPV数を見る限りは、何とかうまくバランスが取れているのではないでしょうか。


 長くなってしまうのなら、本気で長く書く。だけどそれを限定し、長いなりに短く書く。その為には言葉の選択と、表現方法のストックが重要になります。


 それが、私の場合は「辞書を読む」で運よくクリアできていたのではないかと思います。

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