人類の進化に大きく発展した技術と、そんな技術が生まれたがために発生した戦いを描いていく現代ファンタジー作品です。
主人公は過去に両親を亡くしたトラウマを抱えている男子高校生。
心の傷が回復の兆しを見せ始めたことで、幼馴染との再会を果たします。
そんな主人公が住む世界におけるエネルギー技術の大半は、とある技術に取って代わられており、デバイスと鉱石を利用して稼働しています。
この技術の問題点は、エネルギーの抽出が人間にも可能であったこと。
適合した鉱石を有する選ばれし人間は、超常の力すら振るうことができるようになります。
ある日、主人公が直面したのは、とある事件現場とそこから連れ去られようとしている幼馴染。
主人公も必死に抵抗を繰り返しますが、能力者相手にはなしのつぶて。
万事休すかと思われた時、彼にも可能性が舞い込んできて⋯
戦闘描写にとても優れた作品です。
ぜひ読んでみてください。
最新話まで読んでのレビューです。
ひとこと紹介通りの本作。
主人公が過去のトラウマを抱えながらも、それを乗り越え、戦おうとする熱い作品です!
何となく力を手に入れたり、不思議な事があるのではなく、しっかりとした世界設定が作られており、物語に重圧感があります。
しかし、文章自体は読みやすいのでサクサク読めちゃいます。
また、キャラクターもそれぞれしっかり個性があり、主人公もそうですが、ヒロイン、友人、そして敵キャラも息遣いが聞こえてくるように生き生きしています。
何より戦闘描写が迫力満点。
読んでいると爆風が頬をなで、熱風を感じ、焼け焦げた臭いが鼻腔を刺激するような感覚になりました!
ヒーローの熱い戦い、物語が好きな人におススメです!