第6話 おばあちゃん
わたしのお母さんは
いつも
家にいません。
でも
わたしはさびしくありません。
おばあちゃんがいるからです。
おばあちゃんは
とてもやさしくて
おかしやジュースを買ってくれます。
おばあちゃんとわたしは
家の中でかくれんぼをしたり
庭であそんだりします。
わたしは
おばあちゃんをビックリさせるのが
だいすきです。
おばあちゃんはおもしろい顔をして
声を出しておどろきます。
そして
二人で大きな声でわらい合います。
今日は
とてもとても
さむい日で
いつもより あついおふろに
二人ではいりました。
わたしは ゆぶねにつかり
おばあちゃんが かみの毛を
あらいおわるのを 待ちます。
ふと
おばあちゃんをビックリさせよう!と
おもいました。
おばあちゃんにきづかれないように
おけ いっぱいに
お水をためました。
氷がとけだしたみたいに
つめたい水です。
うしろから
おもいっきり
おばあちゃんにかけました。
おばあちゃんは
うあ!と声をあげて
たおれてしまいました。
口をパクパクと
おさかなみたいにさせて
からだを ガクガクと
こねこのようにさせて。
おばあちゃんは
目をあけたまま
うごかなくなってしまいました。
おばあちゃんは
わらってくれませんでした。
だけど
わたしは とても
とても 楽しくて
大きな声でわらいました。
おわり。
きたみや りえ
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