グラシアスダイハード

第3話

遠い春に言葉を添えて

それにちなんだ愛をくべて

誰かの隣へ行きたかった

まるで遠い山中に

言葉を巻いて

愛を記していた

変わった声に

心を乱して

それが正しいのなら

心はどこだろう

ほんとに不思議な事だ

この偽りに言葉だけが

語るなら

なぜ今日も終わりを見ていないの

そらが奇麗なのだろう

ああ、やはりこれが世界か

誰かの中で肥えて

誰かの声にのる

これはきっと歴史になって変わる

そんな人類という命だ

ね、いいかな

まだ生きて

まだ心の限り一緒に居て

そんなんでいかな

ね？