第2話
洗面所に向かい顔を洗ってから歯を磨いてポットで湯を沸かす
テレビを付けると天気予報が流れていた
今日は午後から雨なのか
傘を持っていかないと、、帰りにびしょ濡れになりでもしたらめんどくさい
私はめんどくさいことが大嫌いだ。何事も効率的に物事を進めないと気に食わない
そんなことを考えているとふとあいつのことが頭に浮かんでため息が出た
「はぁ、学校行きたくないな」
沸いた湯でコーヒーをいれながらメールを確認すると新規のものが3件きていた
いずれも幼なじみからのおはようという内容だったので軽く返信を済ませてから制服を着に2階へ上がる
女子の制服は赤いリボンに指定の紺のセーターにブレザー、ブラウンを基調としたチェックのスカートだ
多分そこらの学校よりかは可愛いという部類に入るような制服なのだろう
''星影高校''
それが私が通う高校の名前だ。県内でも有名な名門校で、名のある企業のお嬢様やお坊ちゃん達が通っている
学費が高い分内装は豪華で、食堂はもちろんのことボーリングやダーツなどができる部屋も完備している
また、希望すれば寮にだって住める。まさにお金持ちにしか通えないような場所だ
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