第14話
『かなたー、みわを甘やかすな』
『なんで?甘やかしていいじゃん』
『世間知らずだから甘やかすと図に乗る』
『浩二はきびしいな〜
でも、みわちゃんの事を大切に思ってるんだね』
『みわは俺の弟だからな』
「なんで私があんたの弟よ」
『え?違うの?』
「逆ね逆!マツコウが私の弟」
『お前の弟だけにはなりたくねーな』
「私だってあんたの弟なんて嫌よ」
『人間性では俺が上な』
「頭脳では私が上ね」
『それは俺が上な』
「最後の成績は私が勝ってました」
なんかこのマツコウやりとり懐かしい。。。
『2人って本当に兄弟みたい笑笑
なら俺とみわちゃんが付き合っても大丈夫だね!ねっ?浩二?』
さらりとチャラ発言をするかなたくん
聞き慣れない言葉に急に顔が赤くなる、、
そんな私を見たかなたくんは
『赤くなってる可愛い』と微笑む
『こいつ男に免疫ないから
からかうのもほどほどにな』
『耳まで赤くなってきた
みわちゃん可愛いね』
赤い私の頬を指でツンツン、、、
もうやめて顔が熱い、、、
「かなたくんチャラい」
『みわちゃんに言われるとショック、、』
『口が悪いみわには、
かなたはもったいないよ』
「マツコウまぢでむかつく」
『そーゆーとこな』
『俺は口が悪いみわちゃんも好きだよ』
会話が成り立たない食事会だった
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