第8話
「マツコウ久しぶりだね!
どうこの髪似合ってるでしょ??」
私は黄金の髪をなびかせドヤ顔してみせた
唖然とするマツコウ
『一瞬誰か分からなかった』
「それは可愛くなりすぎて
誰かわかんないって?」
『いや、‥‥そう言うんじゃなくて』
冗談も言わない呆れ気味なマツコウ
「何よ、言いたいことあるなら言いいなよ
今ならなんでも受けとめる自信あるから」
『なんの自信だよ』と言いながらマツコウは
私の髪に手を伸ばした
『もったいねーな、
みわは黒髪似合ってたのに』
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