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  • なかなかやるじゃねえか。への応援コメント

    とあるレビューからの流れで、本作を含め短編4作を一気に読ませていただきました。

    さほど多く無い文章にも関わらず、人物の輪郭が明確で、強い臨場感を感じました。同じく現代ものを紡ぐ書き手として、実に羨ましい限りです。

    作品を読んでいて、高橋三千綱を思い出しました。
    昭和の小説家で、短篇『九月の空』で芥川賞を取っています。乾いた文体で、無頼ともとれる若者の姿を描くひとで、かざま鋭二という漫画家と組んで野球マンガやゴルフマンガの原作なんかもやってたりするから、もしかしたら触れたこともあるのではないでしょうか。
    話が逸れました。
    とにかく亜咲さまの作品に、高橋氏と同じ匂いを感じたのです。心の機微を語りではなく見えるものでわからせようとする意識。しかもそれが成功していたりする。
    おそらく相当読書されてきたのだろうと感じました。
    喧嘩のシーンのダイナミックな動きも見事です。

    今後も拝読させていただきますので、よろしく。

    作者からの返信

    深海くじら様、こちらに応援コメントと、また、近況ノートにもコメントを残してくださいまして、誠にありがとうございました。
    ほんとうにあのレビューには私は感激しまして……これからも頑張って書くぞと決意を新たにしました。

    高橋三千綱氏は、申し訳ありません、まだ読んだことがないのです。これから読んでみます。心の機微を見えるものでわからせようという意識は、私は確かにもっています。乱読ですが、おっしゃる通り、量はこなしております。感想やレビューは苦手なので修行中です。

    喧嘩のシーンは、わかりやすく書くことが難しかったです。暴力描写があるので、あらすじに「おことわり」を書きました。不良や喧嘩に嫌悪感を覚える方もいらっしゃると思いましたので。それでもこの作品を応援してくださる方が多く、びっくりすると同時にとても嬉しいです。

    深海さまの作品も拝読いたします。こちらこそよろしくお願いします。

  • なかなかやるじゃねえか。への応援コメント

     お、これいい。加奈さん、いいじゃないですか。
     喧嘩して仲良くなるっていう、不良の王道。喧嘩の描写が正確だから、臨場感もって読めましたよ。ミドルに合わせてミドル返すのは基本ですよね。
     最後も余韻残しで、読後感も爽やかでした。

     私の通っているジムのマットルームで、極真の増〇師範が道場やってて、時々稽古前に一人で形をやってるんですけど、眼光と迫力が尋常じゃなくて、いつも「おー、こわ。ジムからマッチョマン5人呼んできて一斉にかかっても10秒でのされそう‥‥‥」って思ってます。実際は狭いとこ逃げ込んで、正面の相手を一人ずつ始末するんでしょうけど。

    作者からの返信

    匠さん、いつもお世話になっております。応援コメントをくださいまして、ありがとうございます!
    喧嘩の描写がんばりました(笑)

    極真空手ですか!すごい!形でその迫力……。匠さんがそう思うって、相当ですね(汗)


  • なかなかやるじゃねえか。への応援コメント

    亜咲加奈さま

    こんにちは。
    殴り合いを実際に味わったことがないので、余田さんやマサヤさんたちの殴り合いのレベルはわからないのですが、読んでいて、みんな臆することなく、真剣に相手にぶつかり合っていくんだなあと感じました。
    余田さんたち五人組、学校では不良というより可愛らしい高校生っぽい会話をしていますが、いざという時には怖気づいたりごまかしたりしないし、友達のためならぼこぼこにされるのも覚悟で相手に向かっていくし、真面目に生きてる子たちですよね。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子さま

    こんにちは。
    お読みくださいまして、また、応援コメントも寄せてくださいまして、ありがとうございました。
    私も「ケンカの殴り合い」を実際に味わったことはないのです。
    空手を教わっている道場での「ルールに従った殴る蹴る」をした経験しかありません。
    いかなる理由であっても不良として行動することは法律や法令に反しますし、ケンカは傷害や暴行などの犯罪にもつながります。
    しかし、余田さんもマサヤさんたちも本気で真面目に生きていると思って私はこのお話を書きました。