赴任して早々、主人公のいる城は敵国から突然の奇襲を受けます。
攻める側の兵力は1万人。ウェアウルフやリザードマン、強力な魔法使いまでいる。
対して、守る側の兵力はたったの300人。しかも女性のみで、後方支援に回されていたため戦う構えすら出来ていない者も多い。
この圧倒的劣勢を果たしてどうひっくり返せるのか…そこが主人公の采配の見せ所です。
といっても主人公もまた完璧な人間という訳ではなく、兵士達の手前、表には出さなくとも内心では焦ったり悲観的になったりもします。
そこもまた人間臭くて魅力的です。