マリオネットが見た夢は【シナリオ版】

望月 葉琉

主要登場人物の説明

レグルス

 魔術を憎み、関連するものを悉く破壊する者。各地の魔道術式研究室を片っ端から潰し歩いていることから【魔荒し】の異名で恐れられており、出会った者は皆殺しにされるため、その素顔を知る者はない。第三室と呼ばれる研究所で管に繋がれたミレアを発見し、それ以降彼女を連れ歩いている。口数少なく、表情もあまり動かないが、本質的には情に厚く、ミレアを助けるために【賢者の水】と呼ばれるものを手に入れる決断をする。


ミレア

 研究所の一つで蘇生実験を施されていた、第三室長の娘。右目に魔法で擬似的に作られた魂を押し込められており、封を解くとたちまちその身が腐り落ちてしまうが、その事実は知らないままレグルスを慕いついてきている。連れ出されてすぐの頃は感情の機微に乏しく、口調もどこかたどたどしいものであったが、レグルスとの交流を通して、徐々に歳相応のそれに形成されつつある。

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