空月斗伝
地禅
プロローグ
遠い未来。後に‘‘
宙人は優れた文明やテクノロジーを持っていたが、それ以上に驚くべき事は、自らや他者を過去に移動させる不思議な力を持つ者達の存在。崇拝、畏怖され、為政者として君臨していた、‘‘創造主’’と呼ばれる者達だった。
創造主達は、過去の地球に行き滅亡を防ぎ、豊かな自然を取り戻す事を考えていた。ただその過程において、彼らは二分していた。
人類をゼロにして新世界を創造する事を目論む‘‘
零者は、地球の美しい自然と動物は残して、人類だけ排除することを目的としている。その為に、各時代の要人を操作して、滅亡への道を都合良くやり直す計画を立てる。
共人は、科学や遺伝子操作を用いず、人々と生活を共にし、あるべき方向に導くことを選ぶ。
高度な遺伝子操作を用いて悪意ある人間を利用する為、先に過去に降り立った零者。それらを察知し阻止する為、十二人の精鋭‘‘干支’’を過去に送り込む共人。そして、この争いを終わらせると予言されている双子・‘‘神童’’。
様々な思惑の中、それぞれの闘いが始まろうとしていた……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。