伝える技術
神楽耶 夏輝
君は春一番と共に……改稿
第1話 書き出し
お陰様で未だにPVが伸び続けているヒット作から行きます。
この作品は、2022年10月に完結してます。
ほぼ、落書き状態で放置してる作品なんですけども。
書き出しがこちら
↓
胸元をかきむしりながら、文字通り浴びるほどの酒に溺れ、眠りに落ちる毎日だった。
ベッドに体を投げ出してはシーツを握りしめ、スマホのスクリーンに彼女の写真を写し出し、まくらの奥に、ベッドカバーの隙間に、彼女の匂いを見つけては自慰をした。
彼女とまじわった場所は、徐々に自分の匂いに移り変わっていくというのに、時間はあの時から止まったまま。
ベッドサイドに置いた卓上カレンダーだって、去年の12月で止まっているのに、腕時計の日付だけは容赦なく進み、季節は冬から春へとかわっていた。
◆◆◆
これは、3年同棲した彼女を寝取られてなかなか立ち直れない主人公の様子を書きたかったんですが。
まぁ、伝わらないか、と言われたらそんな事はないと思うんですが、う~ん、我ながら幼稚ですね(笑)
で、読みづらい!
という事で、早速指を――じゃなくて手を入れてみますね。
【改稿版】
浴びるように酒を飲み、眠りに落ちる毎日だった。
ベッドに体を投げ出しては、転げまわる。
シーツの皺を手繰り寄せ、まくらの奥に、ベッドカバーの隙間に、微かな彼女の匂いを見つけては、すがるように自慰を繰り返した。
彼女と交わった痕跡は、少しずつ自分の匂いに上書きされていくというのに、僕だけがあの日から止まったままだ。
ベッドサイドの卓上カレンダーも、去年の12月のままページがめくられることはない。
スマホのスクリーンの中で笑う彼女だって、何一つ変わっていないというのに。
時は容赦なく流れ、いつの間にか冬から春へと移ろっていた。
・・・・
いかがでしょう?
読みやすくなりましたよね?
ここ、もっとこうした方がいいんじゃないか? なんていう案がありましたら是非コメント欄で教えてください。
ご意見などありましたら、ぜひぜひ!
なければですね、こちらが春一番の書き出しとなり、これをですね、貼り付けたいと思います。
本編はこちら
「君は春一番と共に……」
https://kakuyomu.jp/works/16817330647574353275
僕の初めてのNTR作品です。ここから始まりました。
やり過ぎ感満載なんですけど、たくさんの方に読んでいただき幸せでした。
こんな感じで、今年はぼちぼちではありますが、過去作のブラッシュアップや未完作品の更新をやっていきます。
この作品に関してはですね、内容自体、ちょっと見直すかもしれません。
あまりにも過激なんで。
伝えたかった事は、彼女を寝取られた男と、元風俗嬢との恋だったんで(引きよわw)
かなりテーマから逸脱しちゃったんですよね。
いつになるかわかりませんが、再度楽しんでいただける作品になるよう頑張りたいと思います。
ではでは(@^^)/~~~
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