共鳴依存。

あみ

表紙

「君は毎晩お留守番なんだね。可哀そうに」

「お兄さんが一緒にお留守番してあげようか?」


記憶が蘇ったのは、その人を好きになってからでした。



「多分あいつ、あんたのこと追ってきたんだよ。かなりヤバいストーカーだと思うけど」


そう言って現れたのはかつての初恋の人。


過去に助けてくれたのはその彼だけど…。



「君がそう思うなら別れよう。隠すつもりは無かったんだ。―――ごめん」


そう言って離れていく彼のことが頭から離れない…。

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