雨降る僕を知ってゆけ(自己紹介100の質問)

久々原仁介

第1話 自己紹介①~⑩の質問

 あけましておめでとうございます。

 という、言葉が好きになれません。


 年は黙っていても明けるものだし、時間は無為に過ぎ去っていく。何かを成し得た人間にしか2025年に進むことができないみたいな、勝ち抜きトーナメントでもないのだから、何もせずとも次の年はやってきます。


 いっそゲームで勝ち残ったものにしか2025年に進むことができず、負けた者は2025年と2024年の狭間で延々と彷徨い続けるみたいなデスゲームにしたらとても面白いような気がします。いつか、そんな小説を書いてみようか。


 ですから、僕にとって何もめでたくはない年明けではございますが、2025年ともなれば何かを節目のような気持ちはありました。


 今年で、小説を書き始めて15年です。


 15年が長いか、短いかについてはさておくとして、少なくとも僕の28年間における人生の半分以上を占めているということではあります。


 15年経って気が付きましたが、久々原仁介という作家をよくよく考えると、自己紹介さえしないままに始まってしまったような気がします。このままではいけないと思いながら、背中で語ればいいやなんて、そういう感じに考えていたりもしましたが、ここで一度自己紹介をしていこうかな。


 100の自己紹介ということで今日は①~⑩に答えていこうと思います。


Q1・ペンネームを教えてください。

 はじめまして、久々原仁介と申します。

 いつも呼び方が分からないと言われてしまいますが「くくはら じんすけ」と読みます。

 以後、お見知りおきを。


Q2・ペンネームの由来を教えてください。

 自分に小説を書くきっかけをくれた人たちから一文字ずつもらっています。意味としては「久々に立つ海原を、君の心は憶えているか」という気持ちを込めて、久々原仁介という名前にしています。


Q3・主にどんな小説を書いていますか。

 中編から短編が多いかなと思います。短編は師匠の影響で書き始めました。自分がそもそも完成させることが苦手なので、その練習でもあります。


Q4・どんなジャンルを書きますか。

 主には純文学、エッセイ、たまに詩などを含めて書きます。


Q5・作品はどこで公開してますか

 主な活動場所としては「カクヨム」「note」「小説家になろう」の3つで活動しております。


Q6・小説を書き始めたのはいつ?

 小学校四年生のころ、毎日日記をつけるということをさせてくれる先生がいらっしゃったのですが、その先生がとにかく良い先生でした。僕の書く文章を面白いとほめてくれて。そしたらいつの間にか、自分だけの物語を書くようになっていました。


Q7・初めて書いたのはどんな小説でしたか。

 初めて書いた小説はライトノベルでしたね。「俺の従妹が倒せない」という青春バイオレンス学園ラブコメでした(笑)。

 いま思うと、あれだけ稚拙な小説でも最後まで書ききってたのはすごいなと思います。

Q8・普段は何で小説を書いていますか。

 パソコンですね。Wordの二段組で書くのが癖になっています。


Q9・プロットは書く?

 短編は書かないですね。中編以上は書きます。起承転結ではなく、一章ごとに内容を書いていく感じです。


Q10・初めて読んだ小説は憶えている?

 どうでしょうか。あまりはっきりとは覚えていないかもしれません。初めて、というものにあまり興味がないのかもしれません。覚えている小説が良い小説。ただそれだけのことでしょう。


 近いうちに、⑪~⑳までをあげようと思います。

 たまには、気が赴くままに手を動かすのもいいかもしれませんね。


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