AM1:50
第36話
途中コンビニで飲み物とお菓子を買ったら、少し時間がかかってしまった。
財布を持ってこなかったのは失敗だったけど、チップを少しポケットの中に入れておいて良かった、と若葉は思った。
右手にぶら下げているのはコンビニの袋。
そして左手には小さな箱。
すっかり遅い時間になってしまったけど、あとはシャワーを浴びて朝まで眠るだけだ。
その夢の中でタカさんに会えたら良いのに、と思いながら閑散とし始めた街中を歩いた。
例えば今ここで偶然にもタカヒロと再会したら。
自分はどういう感情で彼の顔を見るのだろうか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます