Ut queant laxis

第1話

ソーちゃんへ。



お疲れさま。

ソーちゃんが働き始めて一ヶ月になるね。

いつもキッチン任せてごめんね。


あたしは遅い時間に店に入るしソーちゃんとはなかなか会話が出来ないから、苦肉の策として交換日記を思いつきました。


恋愛相談もオッケーよ。なんならあたしが付き合ってあげてもいいわよ。


ノートはカウンターの下に置いておくわね。

じゃあ、突然の告白期待してるから。



可愛い店長より。

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