第16話


何か、女子会後直ぐに妊娠ラッシュが相次いでお母さんたちが忙しくなっちゃったから、私は再び引き篭りエンジョイっ!しようかと思ったんだけど。


ゲーム時代?にスキル上げに作っては貯めてたポーションを使って元気を取り戻したおじいちゃんズに日々連れ回されているのは・・・多分お礼のつもりなのかなぁ・・・と思って何も言えない私がいます。


日々、誰かの肩車で外に連れ出されているよ。遠い目。


折角なんで、上から指示してあっちこっち走り回ってもらってます。


「あ、じーじちょっとストップ!あそこの岩陰の草に興味ある」


「草?ああ、薬草じゃの」


あれ、薬草なのか。

・・・こっちの薬草って砂漠にも生えてんの??


勿論【鑑定】しますけど。



【草】

他の草よりはちょっと元気な気がしている。

※草ぁ、舐めんなよ!と言う気配がする。



・・・草だったんですけど。


そして、鑑定さんのこの説明文はツッコミ待ちなのかな!?


“気がしている“って説明じゃ無いと思うんですけど。


後、※部分は一体誰視点なのか・・・。


え、この草自我があったりしないよね?


私には薬草と草の区別がつかなかったけどおじいちゃん達には見分ける事が出来たんで・・・え、これちゃんと見分けてるんだよね!?ってなりながらも一応実験の為に集めて来てもらう事に。


いやまあ敢えて言うなら草に元気?があるのが薬草さん。

元気が無いのが雑草さん。


・・・え、これで何か違いがあるの!?って感じ。

草は草だと思うんだけど。


おじいちゃんズが雑草判断してるのは



【草】

何の変哲もない只の草



って変な解釈説明と※が無いやつね。


こっちの世界のポーションも見せてもらったけど



【ポーション】

万能ではないが、傷を治す



ポーションに等級とかは無かった。

これ一択らしい。


効能を聞く限り、日本で言うところの傷薬プラス風邪薬・・・種類は特に問いません的な意外とハイブリットな凄い奴だったよ。


そしてこれ、ほぼ誰でも作れるらしい。

え、凄い。


実際目の前で作ってみて貰った。


適当な枚数掴んでその辺にある石でゴーリゴーリ押し潰しペーストに。

ポーション用空き瓶にそのペーストにしたやつと適当に水を注いで棒でぐーるぐーるすれば、はい完成!


鑑定したら確かにポーションだったからね。

凄いな、異世界ポーション・・・てか、草。


因みに、只の草判定されてた奴でもやって貰ったけどそれはポーション化しなかったよ・・・解せぬぅ・・・。


私のアイテムボックスには、まだまだ大量の異世界ポーションが入ってるけど使えば当然無くなっていく訳で。


無くなる前に何とかこっちの世界の物でここまでとは言わないけれど、似たような効能のポーションを作り出したい!と実験を始める事にした。


・・・お母さん達の妊娠に次ぐ妊娠に備えたいじゃん。

私にはこれしか出来ないんだし。

・・・まあ、生まれるまで後1年あるからそれまでには何とか、ね。


後、子供が増えるんなら食料問題もどうにかしたいよね。


量産体制とか整ってないのに何でいきなりここで赤ちゃん作ろうって思ったのか聞いてみたら・・・。


お家の天辺に実るシュビレットさん達、安定の食料供給認定されてましたっ・・・衝撃!!!


これで解決!

じゃ無いのよっ・・・私はのんびり実験、とか言ってる暇も無く急遽食料の量産にも力を注ぐ事になる・・・待っててね、未来の赤ちゃん達!!

という熱い思いを持って事に当たる所存。


後、日々溜まっていくあの祠の数字にも頑張ってもらいたい。

・・・あれ溜まったら何が出来るようになるんだろう?













〜????サイド〜



・・・グスッ、グス、グス。


ぼくがわるい子だったから・・・まだみんな、ゆるしてくれないんだ・・・。


涙で濡れた目で、ぼうっ・・・と視線を遠くにやる。


・・・はやくあのこ、こっちに来ないかなぁ・・・?


あのこなら、あうのはじめまして、だし、ぼくとなかよくしてくれるかもしれない・・・。


あのこがこっちに来たら、うーんとやさしくしてあげるんだ!


やなこととか、ぜったいにもうしないもんっ・・・。


もう、ひとりは・・・サビシイ・・・。


はやく、はやく、あいたいなぁ・・・。


あと、もうちょっとだからぼく、がまんできるよ。


へへっ、あったらやさしくしてなかよくなってもらうんだ。


で、ずーっといっしょにいてもらうんだぁ!


・・・だからはやくあいに来てね、、、みりあ。

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